DXを加速する画像処理システムを手軽に導入

2024年5月号

 企業がDX推進に取り組むにあたってまず検討されるべきは、多くの人手や時間がかかっていることをいかにデジタル化・自動化することが出来るかということです。今号では、従来は人の手や目視による作業で多くのリソースを費やしていた検品や有無検査、OCR/バーコード認識検査などの自動化・効率化を可能にする画像処理ソリューションについて紹介します。

AIビジョンシステム「VisAI(ビズアイ)」

 一般的に画像処理システムは導入コストがかかるものですが、当社のAIビジョンシステム「VisAI」は必要に応じてシンプルかつ最適な機器構成とアプリケーションを選択することができ、画像処理システムを低コストかつ手軽に導入することを可能とします。下記のように、様々なプラットフォーム、機器構成から選択できます。

【For スマートフォン】VisAI-Mobile(MoMaVi)

MoMaVi構成例

スマホを利用し、最もシンプル・手軽に導入可能。

【Edge AIカメラ】 VisAI-Edge

VisAI-Edge 構成例

産業用のインターフェースを標準装備したエッジAI。Cマウント搭載。上位ホストよりコマンド制御が可能。

【For パソコン】VisAI-Win

VisAI-Win 構成例

より負荷のかかる処理や、他のアプリケーションとの連携面で有利。

以下にVisAIシリーズの様々な活用例をご紹介します。


製品や部品の形状検査

 従来目視で行っている業務の例として、部品の取り付けや組み合わせが正しくされているかなど、製品の外観をチェックして正誤判定を下す検品作業があります。人の目による検品は人間の視覚疲労や主観に左右される可能性があり、一定の精度を保つのが困難です。しかし、画像処理システムを用いれば、これらの作業を高精度かつ効率的に行うことが可能になります。

「VisAIシリーズ」活用例 『部品のペア揃えを確認したい』

部品のペア揃えを確認したい

左右の違いがある部品は差異が少なく目視確認での負担が大きかったが画像処理で効率化。

「VisAIシリーズ」活用例 『色や形で並び順を正誤判定したい』

色や形で並び順を正誤判定したい

⽬視で⾏っているお菓⼦の詰め合わせの確認を自動化。色や形で対象物を判定し、トレーの中のお菓⼦が決められた順序で並んでいるかインラインで正誤判定。


数量カウント

人手と時間がかかっていた大量の製品や部材の数量検査を迅速かつ正確に行うことが可能です。

「VisAIシリーズ」活用例『物品の数を簡単にカウントしたい』

物品の数を簡単にカウントしたい

出荷前の数量検査に人手がかかっている現場にスマートフォンによる数量検査が可能なMoMaViが最適です。

※AIアプローチにより、反射で確認しにくいエリアも正確に検知可能。

「VisAIシリーズ」活用例 『品種毎(色別)の数量を数えたい』

品種毎(色別)の数量を数えたい

医療検体の試験管のキャップの色ごとに数量を集計。受け入れ時の画像保管と共に集計が可能に。


大量の個体認識(バーコード/OCR)

 トレーサビリティを確保するために、商品の包装に印字された賞味期限やロット番号などの文字情報やバーコードを読み取る作業が発生します。目視で読み取るケースでは当然人手がかかりますし、バーコードスキャナで一つ一つ読取を行うのにも、時間がかかったり、読取漏れが生じるなどのヒューマンエラーが発生する可能性があります。画像処理システムを用いることで複数の文字とバーコードを同時に一括で読み取ることが可能となり、効率性と精度を向上させることが可能です。

「VisAIシリーズ」活用例『大量の物品をOCR(文字認識)で一括照合したい』

小箱に印字されたロット番号を一括で読取、番号の同じものを色分けで表示。ロット違いの混在を防止。
※読取りデータと画像はWi-Fi経由でFTP/Sambaサーバーへ。Ethernet経由でTCP/IPコマンド制御も可能。

大量の物品をOCR(文字認識)で一括照合したい
読取画面サンプル

「VisAIシリーズ」活用例『大量のQRを一括で読みとりたい』

医療検体の試験管のキャップに印字されたQRコードを一括読取。個々の試験管の位置と読取結果を出力。

大量のQRを一括で読みとりたい
医療検体の試験管のキャップに印字されたQRコード

「VisAIシリーズ」活用例『一括で文字を読み取り内容を判定/出力したい』

一括で文字を読み取り内容を判定/出力したい

詰め合わせの梱包で、個品の賞味期限を抽出して読取り、最も賞味期限が早いものを抜きだし、パッケージ品ラベル発行。

おわりに

 今号では、当社の画像処理ソリューション「VisAIシリーズ」による様々な業務のDX推進例を紹介しました。目視に頼っていたり、人手のかかる業務に課題を感じている企業様は、是非お気軽にお問合せください。
 次回はさらに多様なVisAIの機能&活用法をご紹介します。

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  • 画像処理で目視による検査判別を自動化
  • ICカードタッチパネル端末で実績登録
  • 制御PC不要で動作するRFIDリーダライタ
  • 誤投入防止と生産実績収集
  • UHFフォークで荷物とロケーション情報の登録を自動化 
  • トラック入退場管理   
  • RFID一括入荷検品
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  • バーコードが無い荷物をOCRで検品&バーコードラベルを発行して個体管理 …他 掲載