導入前の課題

  • 混流ラインで、大きさ、高さが異なる部品が流れているため、バーコードの読み取りエラーが発生する。
  • 段取り替えの際に、ワークに応じた読取設定をバーコードスキャナに対して行う必要があり、時間がかかる。

→コスト&作業時間増加

導入ソリューション

  • 当社固定式スキャナに搭載のフォーカス変更機能により、サイズ違いの混流ラインでも安定した読み取りを実現。
  • 当社固定式スキャナに搭載のセットアップ機能により、あらかじめ各ラインに応じた読取設定を保存しておくことができ、ラインに応じた設定がすぐに呼び出せます。これにより段取り替えにかかる時間を大幅に短縮することができました。

MTSのDPM(ダイレクトマーキング)対応製品の特長

長年のDPM読み取り技術に対する取り組みにより「使いやすさ」「読み取りやすさ」を実現しました。

  • スキャナのみで読取設定を自動で調整し、購入後すぐに使用可能
  • 印字品質検査機能で印字トラブルを未然に防止
  • PLCにデータを転送する際に通信プログラムの開発工数を削減 (PLCリンク機能搭載)

バーコード基礎知識記事

バーコードの基礎知識(第三回)【読取環境の整備と最適化】

2025年5月号  製造・物流現場でバーコードを確実に読み取るには、印字品質だけでなく「読取環境」を整備・最適化することが重要です。現場ではバーコードの読取不良が生産性低下や誤出荷などのリスクを招きかねません。本稿では、バーコード読取の信頼性向上に寄与するため、「印字」「読取」「検証」3つの要素に沿って基礎知識を整理し、具体的な対策を解説します。 印字フェーズ ―「読める」コードを作る プリンタ解像度とナローバー幅  ナローバーとは、バーコードの中で最も細いバー(線)の幅を指

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バーコードの基礎知識(第二回) 【バーコードリーダー機器選定と導入ステップ】

2025年4月号  前回はバーコードの基本構造や主要規格を紹介しました。今号では「現場で役立つ」視点から、機器選定のポイントと導入ステップ、そしてコストと運用面をどう考えるかを整理します。バーコード導入を検討する際の具体的なヒントにしていただければ幸いです。 なぜバーコード機器選定が重要か  製造業、流通・物流業、食品業界、医療業界など、多くの分野でバーコード活用が進み、トレーサビリティ強化や作業効率化が求められています。国際標準規格(ISO/IEC 15415, 15416

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バーコードの基礎知識 (第一回)【基礎技術|代表的な種類|規格】

2025年3月号  現代のビジネス環境において、モノの識別やトレーサビリティを実現する手段として、バーコードおよび2次元コードは欠かせない技術です。今号から複数回に分け、「バーコードの基礎」と題して、バーコード技術の基礎から導入時のポイントなどをご紹介してまいります。 はじめに   1970年代後半から実用化されたバーコード技術は、長年にわたり改良が重ねられてきました。当社は、株式会社東研として1984年に世界初の半導体レーザー式小型バーコードリーダーを開発し、以降業界を牽引

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