導入メリット
照合検査における運用の手間を軽減
文字認識機能により、日付のセットミスによる製造日や使用期限のチェックや、トレーサビリティ情報としてロット番号や製造記号などの付加情報の記録が可能となります。
印字文字の照合検査は、あらかじめ文字の種類や文字数を設定しておくだけでMVF-500単体で照合検査が可能です。
上位システムや、PLC等で照合のためのアプリケーション開発は不要です。
インラインでバーコード印字品質検査が可能

国際規格の印字品質項目でバーコードの品質検査が可能です。自社だけでなく納品先を含めたサプライチェーン全体で、安定したバーコードの読み取りが可能となります。
※ISO15415及びAIM DPM 2006-1評価項目で検査結果出力
充実したログ機能で検査記録の保存・管理が便利
検査時の画像を保存可能。保存条件も「全て保存」「NG時のみ保存」を選択可能。
また、検査記録は全てログファイルとして記録しており、トラブル発生時のトレースバックも容易に行えます。
セットミスによる製造日や使用期限のチェックや、トレーサビリティ情報としてロット番号や製造記号などの付加情報の記録が可能となります。
システムの機能・特長
検査結果はスキャナからLANでPCへ転送されリアルタイムで検査状況が画面にて確認可能。

①総合判定結果
②印字品質の検査結果
③GS1データバーのヒューマンリーダブルの読取結果
④製造番号の読取結果
⑤使用期限の読取結果
⑥検査合計回数/OK回数/NG回数
⑦品名表示機能
⑧画像での認識結果表示
画面上でNG内容について素早く詳細に確認が可能。

①総合判定は赤字でNGと表示
②画像エリアにはNG箇所について赤でエリアを囲って表示
バーコード基礎知識記事

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2025年5月号 製造・物流現場でバーコードを確実に読み取るには、印字品質だけでなく「読取環境」を整備・最適化することが重要です。現場ではバーコードの読取不良が生産性低下や誤出荷などのリスクを招きかねません。本稿では、バーコード読取の信頼性向上に寄与するため、「印字」「読取」「検証」3つの要素に沿って基礎知識を整理し、具体的な対策を解説します。 印字フェーズ ―「読める」コードを作る プリンタ解像度とナローバー幅 ナローバーとは、バーコードの中で最も細いバー(線)の幅を指

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2025年3月号 現代のビジネス環境において、モノの識別やトレーサビリティを実現する手段として、バーコードおよび2次元コードは欠かせない技術です。今号から複数回に分け、「バーコードの基礎」と題して、バーコード技術の基礎から導入時のポイントなどをご紹介してまいります。 はじめに 1970年代後半から実用化されたバーコード技術は、長年にわたり改良が重ねられてきました。当社は、株式会社東研として1984年に世界初の半導体レーザー式小型バーコードリーダーを開発し、以降業界を牽引
導入までの流れ
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それをもとにお客様にとって最適なご提案と共に、万全のテクニカルサポート体制を構築します。どんな些細なことでも不明点があればお気軽にご相談ください。
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