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『いったい、どこにあるの?~RFIDを活用した所在管理~』

Vol.183

COVID-19(新型コロナウイルス)が相変わらず猛威をふるっております。この先が見えない、不明瞭な状況の中、製造現場の見える化、効率化はますます求められています。RFID(ICタグ)を活用しての所在管理を紹介いたします。

あの治具、どこにあるの?

 広い工場の中で製造を行っていると、各種の治具があちこちに置かれることがよくあります。生産時に作業場所から出ていかないタイプの治具は、工場のあちこちに散らばることはありませんが、仕掛りの製品と一緒に次の作業工程に移動するタイプの治具は、どうしても工場内あちこちに置かれるようになります。紙の台帳ベースで管理すると、いったいいくつ使えるものがあるのか、どこにあるのか、どれがどのくらい使って消耗しているのかといったことを把握することは困難です。簡単に壊れたりダメになるものではないにしろ、使用状況に応じて劣化していきます。メンテナンスや交換は欠かせませんが、数量すら十分把握できていない現場も散見されます。状況が把握できないと、十分あるのに新しいものを購入してしまったり、古くて劣化が進んでいるものを使用し続けてしまってトラブルを引き起こす原因となることがあります。
 また、治具の工場内での動きがトレースできれば、合わせて加工中の製品の生産進捗状況の把握にも役立てることができます。
 HF帯RFID を活用した治具管理の例は以下のリンクからご覧いただけます。ICタグを貼付した治具を、工場内で移動中に読み取りします。これで今どこにあるのかを検知し、また同時に製造中の製品がどこにどのくらいあるのかを把握するのに役立てることができます。

あの薬品、捨ててないよね?

 化学・医薬品の研究開発・製造の現場では、各種の薬品が使用されます。その中には危険な劇薬・試薬といったしっかりと管理しなければならない薬品が多くあります。多くの現場ではしっかりと管理されており、バーコードを箱やビンに貼付し、ハンディターミナル等を使用して管理が行われていますが、こんな課題が・・・
①棚卸に時間がかかる
 試薬のバーコードを1つ1つ読ませるのは時間がかかってしまう。棚の中に並んでいる試薬のバーコード面が必ずしも前向きとは限らない。
②一般ごみへの混入リスク
 「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(廃棄物処理法)や社内ルールで廃棄方法が定められている試薬瓶が、誤って一般ごみに混入してしまっていても気づけない。
③探し物に時間がかかる
 特定の試薬を探し出したい際に、数百種ある試薬から対象の試薬を見つけるのに時間がかかる。
こういった課題を解決するためにUHF帯RFIDを使用した事例は以下のリンクからご覧いただけます。

おわりに

 物を一つひとつ“読み取る”という作業をしないで管理したい、触れずに非接触で管理したい、といったお客様からのお声をいただくことが増えてまいりました。新型コロナウイルスの影響でしょうか。今後われわれの生活は少なくともしばらくの間はWithコロナな暮らしを送ることになります。少し変わってしまった日常の仕事のやり方にすこしずつ慣れてきたところではありますが、まだまだ変わっていきそうです。弊社も皆さまの変化のお手伝いをさせていただければと思いますので、何か気になることや製品がありましたら当社担当営業までお気軽にお問合せください。デモ機などお送りできますので、是非、触って体感していただければと思います。

技術情報誌 Flags(PDFデータ) flags183-202008(1.38 MB)

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