【MC Lens】と【MC Lens Server】の違い
OCRソリューションパッケージ「MC Lens(エムシーレンズ)」は プラットフォームとしてAndroid端末を採用した「MC Lens」とWindowsサーバー上で活用できる「MC Lens Server」の2つがございます。
製品名 | MC Lens | MC Lens Server |
---|---|---|
対応OS | Android 8以降(ARM64系CPU採用モデル推奨) | Windows10,Windows11 (推奨スペック | CPU:Core i5 12400 以上 |RAM: 16GB 以上 | メモリ:2GB 以上) |
用途 | ・モバイル端末向け ・バーコード/2次元コード/OCRアプリ | ・クライアント/サーバシステム向け ・各種業務システムへの組込み ※バーコード、2次元コード読み取りは未対応です |
MC Lensとは

MC Lensは、こんなお客様に最適です。
- OCRの読取結果が安定しないため、結果送信前に事前に読取文字を確認したい!
→読取結果を送信前に画面で確認できます。 - OCR処理を実行した際の画像をエビデンスとして残しておきたい!
→読み取った画像はJPEG/PNG/WebP形式でAndroid端末の指定フォルダに保存されます。 - 既存の業務アプリにOCR結果を簡単に取り込みたい!
→バッチによるCSVファイル転送や、PLCや表示機へのデータ出力、モバイル内のキーボードとしてデータ出力などに対応。 - 他社のAI OCRアプリを導入したが読取精度が悪い
→独自のOCRエンジンにより高い読取精度を実現します。
MC Lens(Android版)では“こんなこと”が可能です
CSVファイル送信
- 読取結果を送信前に画面で確認
- エリア設定不要で欲しいデータをタッチ出力
- 出力順番の組み換えや連結が容易
- 実績ファイルはcsvファイルに連続保存

SPP&HID対応可能
- 読取結果を専用のBluetooth受信機で中継
- Bluetooth受信機はUSBもしくはRS-232Cでホストと有線接続
- 読取結果はBluetooth受信機からホストに送信

キーボード入力可能
- キーボード画面から読取アプリを呼び出せるモード
- キーボードエリアが読取カメラ化
- 入力カーソルが合っている箇所に読取データを送信

7セグメントフォントの読取りに対応(数字のみ)
【活用例】計測器、表示機などの設定値の記録作業

読取りデータ・画像ファイルの保存
OCR/バーコード読取結果はCSV形式、読み取った画像はJPEG/PNG/WebP形式でAndroid端末の指定フォルダに保存します。Wi-FiでFTP送信、Samba共有も可能です。

1:1照合、1:N照合モード、データ収集モードを標準搭載
【活用例】書類(納品書、指示書など)と現物ラベルの照合作業、棚卸しなどの実績収集

エッジ処理なのでどこでも使用可能。処理速度も早い。
クラウド方式ではありませんので通信環境の無い/不安定な場所でも使用出来ます。
※この他にも、様々な文字やコードの読み取りが可能です(詳細は、別途お問い合わせください)
MC Lens(Android版)機器構成とシステム概要

MC Lens 紹介動画
MC Lens Server とは

MC Lens Server は、こんなお客様に最適です
- OCR処理を実行した際の画像をエビデンスとして残しておきたい!
→サーバ内の指定フォルダに処理前と処理済の画像ファイル(jpg)を保存します。 - 既存の業務アプリにOCR結果を簡単に取り込みたい!
→様々な指定の帳票フォーマットに沿ってOCR処理したテキストファイルをCSV出力します。 - クラウドに依存せずにシステム化したい!
→オンプレミスですので既存システムに安全かつ柔軟に対応可能です。 - 他社のAI OCRアプリを導入したが読取精度が悪い
→独自のOCRエンジンにより高い読取精度を実現します。
MC Lens Server(サーバー版)では“こんなこと”が可能です
サーバ内の指定フォルダに画像ファイルを保存します。画像ファイル内の文字を自動的に読取り/OCR処理を行い、読取り結果をCSVファイル形式で出力します。
システム構成

機能概要

MC Lens Serverを起動後は常駐し、Requestフォルダを監視します。
これらの動作は自動で行います
①「Request」フォルダに保存された画像ファイルをあらかじめ設定されたフレーム情報に従ってOCR処理します
②「Result」フォルダにOCR処理したテキスト情報をCSV形式で出力します
③「Storage」フォルダにOCR処理前と処理済みのJPEGファイルを保存します
フレーム設定
書類の様式・種類ごとにフレーム設定を行います。書類の画像ファイルをMC Lens Serverで開き、OCR処理したい文字列の位置をマウスで囲って登録します。一つの書類に対して複数フレーム登録可能。様々な様式の帳票や書類に対応します。


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よくある質問
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販売形態 | プラン | 定価 | キャンペーン価格 |
---|---|---|---|
サブスクリプション | 月額プラン(3か月以上からのご契約) | 100,000円(税込 110,000円) | 80,000円(税込 88,000円) |
1年プラン | 1,140,000円(税込 1,254,000円) | 912,000円(税込 1,003,200円) | |
3年プラン | 3,240,000円(税込み3,564,000円) | 2,592,000円(税込 2,851,200円) |
※上記はエンドユーザー価格です。再販される場合は、お問合せください。
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