導入前の課題
①個数カウントに時間がかかる&バーコードは擦れが心配
リネン品の種類や枚数を手作業でカウントする場面が多く、かなりの時間を要しています。 使用された数に応じて次回の出荷量が決まるため、ミスの少ない正確な数量管理が求められます。 バーコードによる管理も可能ですが、繰り返し洗濯することによる印字部の擦れが課題になります。
②使用回数の把握や所在管理が困難
リネン品1つ1つに個体番号を付与していないと、どのリネン品が何回使用されたのかの把握が出来ません。 「一定回数使用後に廃棄する」という運用が行えず、劣化が進んだ商品を出荷してしまうリスクがあります。 また、使用履歴を取っていないため、いつどこに何個のリネン品があるかの所在が分からず、返却漏れや不正利用に気づくことが出来ません。
③不正利用や紛失、盗難の後追いが出来ない
備品としてのユニフォームやリネン品の盗難が問題になっており、不正利用によるなりすまし犯罪につながるリスクがあります。 また、使用者情報との紐づけた個体管理がされていないので、紛失や盗難があった際に後追いが出来ず、使用者の管理意識も低いです。
システム例
導入メリット
一括読取で使用数・納品数の検品がスピーディー&正確に行える
リネンタグを用いて一括読取することで、枚数や種類を短時間で把握することが出来ます。(ハンディ・UHFトンネル/ゲート等)
数え間違いによるカウントミスも防げるため、正確な在庫管理が行えます。
バーコードと異なり、表面がゆがんだり擦れていても読取が可能なため、読取方向を気にせずスピーディな検品が行えます。
シリアル管理により使用回数の把握や所在管理が可能に
タグが付与されてシリアル管理が可能になることで、そのリネン品が何回使用されたかという情報が取れるため、「一定回数使用したら廃棄する」というルールでの運用が可能になります。
いつどこに何個のリネン品があるかの所在がはっきりするため、返却漏れや不正利用にいち早く気づけます。
使用者を紐づけて登録することで、不正利用や盗難の抑止になる
ホテルでの貸出登録時に、使用者情報と紐づけて個体管理することで、盗難や不正利用に対する抑止力とすることが出来ます。
使用者登録を運用に取り入れることで、各ホテルの使用者の管理意識が向上し、紛失防止につながります。
また、使用者や使用客先と紐づくため、使用頻度に対して汚れや破損の多い貸出先の傾向を取ることも可能になります。
導入までの流れ
RFID導入実績多数。安心してお任せいただけます。
当社には数々の現場を確認し蓄積してきた豊富な情報・ノウハウがあります。
それをもとにお客様にとって最適なご提案と共に、万全のテクニカルサポート体制を構築します。どんな些細なことでも不明点があればお気軽にご相談ください。
MTSの導入前コンサルティング
導入の流れ
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現場経験豊富な専門技術員チームがサーベイ、取付設置を行いますので安心です。
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