MC Lens【 OCR・コード読取モバイルソリューション】

MC Lens は、こんなお客様に最適です

OCRの読取結果が安定しないため、結果送信前に事前に読取文字を確認したい!

→読取結果を送信前に画面で確認できます。

OCR処理を実行した際の画像をエビデンスとして残しておきたい!

→読み取った画像はJPEG/PNG/WebP形式でAndroid端末の指定フォルダに保存されます。

既存の業務アプリにOCR結果を簡単に取り込みたい!

→バッチによるCSVファイル転送や、PLCや表示機へのデータ出力、モバイル内のキーボードとしてデータ出力などに対応。

他社のAI OCRアプリを導入したが読取精度が悪い

→独自のOCRエンジンにより高い読取精度を実現します。

MC Lens(Android版)では“こんなこと”が可能です

CSVファイル送信

  • 読取結果を送信前に画面で確認
  • エリア設定不要で欲しいデータをタッチ出力
  • 出力順番の組み換えや連結が容易
  • 実績ファイルはcsvファイルに連続保存
CSVファイル送信

SPP&HID対応可能

  • 読取結果を専用のBluetooth受信機で中継
  • Bluetooth受信機はUSBもしくはRS-232Cでホストと有線接続
  • 読取結果はBluetooth受信機からホストに送信
SPP&HID対応可能

キーボード入力可能

  • キーボード画面から読取アプリを呼び出せるモード
  • キーボードエリアが読取カメラ化
  • 入力カーソルが合っている箇所に読取データを送信
キーボード入力可能

7セグメントフォントの読取りに対応(数字のみ)

 【活用例】計測器、表示機などの設定値の記録作業

読取りデータ・画像ファイルの保存

OCR/バーコード読取結果はCSV形式、読み取った画像はJPEG/PNG/WebP形式でAndroid端末の指定フォルダに保存します。Wi-FiでFTP送信、Samba共有も可能です。

1:1照合、1:N照合モード、データ収集モードを標準搭載

【活用例】書類(納品書、指示書など)と現物ラベルの照合作業、棚卸しなどの実績収集

エッジ処理なのでどこでも使用可能。処理速度も早い。

クラウド方式ではありませんので通信環境の無い/不安定な場所でも使用出来ます。

※この他にも、様々な文字やコードの読み取りが可能です(詳細は、別途お問い合わせください)

MC Lens(Android版)機器構成とシステム概要

MC Lens 紹介動画

MC Lensに関してよくある質問

Q1.MC Lensはどんな場面で使う?

「OCR精度が不安」「読取画像をエビデンス保存したい」「既存アプリへ簡単に文字列連携したい」現場に最適です。

Q2.CSVファイル転送とは?

読取結果を画面で確認後、必要なデータだけをCSVへ自動保存。フォルダ監視やRPA連携で基幹システムへ即投入できます。

Q3.Bluetooth (SPP/HID) で何ができる?

弊社製Bluetooth受信機をUSBまたはRS-232CでPCに接続し、読取結果をリアルタイム送信。HIDモードなら「キーボード入力」としてデータを入力できます。

Q4.キーボード入力モードの特徴

キーボードアプリとして動作するため、お客様独自の業務アプリへのデータ取り込みが簡単。カーソル位置へ直接文字列を出力できるため、ブラウザやExcelでもそのまま使えます。

Q5.読取できるシンボル/フォントは?

JAN、QR、DataMatrix、Code128、MaxiCode 等等のさまざまなシンボルに対応、文字は工業用ドットフォントや7セグ、一般的な印刷物の文字。複数フォント混在ラベルも一括判読可能です。

1DStacked 1D2DPostal
1DStacked 1D2DPostal
Codabar /Code 11/ Code 32/ Code 39/ Code 49/ Code 93/ Code 128/ ITF /GS1 Databar/ Hong Kong 2 of 5/ IATA 2 of 5/ Matrix 2 of 5/ MSI Plessey /NEC 2 of 5/ Plessey /Straight 2 of 5/ Telepen /Trioptic/ JAN/EAN/UPC
GS1 Composite/ Codablock A /MicroPDF /PDF417
Aztec Code/ Data Matrix/ Grid Matrix /Maxicode/ Micro QR Code /QR Code/ QR Code Model 1/ Han XinAustralian Pos/Dutch Post /Canada Post/ Japan Post /Korea Post /USPS Planet /USPS Postnet /USPS Intelligent Mail /UK Royal Mail /UPU Tags
対応シンボル
Q6.画像保存は必須?

任意です。OK/NG画像をJPEG/PNGで保存+CSVにパス追記 or 画像保存なしの高速モードを選択できます。


MC Label 【OCR対応検品&ラベル発行システム】

MC Label は、こんなお客様に最適です

  • 入荷した物品のラベルやパッケージから、品番、個数、注番等をOCRで取得
  • 読取り対象ラベル毎に読取り位置を登録可能
  • 登録された複数の読み取り位置の情報を自動読取り
  • 自社での管理に必要な情報を入れたバーコードラベルを、連携したラベルプリンタで発行
  • 受け入れ予定データ・実績データの突合も可能

特長・機能

OCRでバーコードがついてない物品の情報を取得

  • 入荷した物品のラベルやパッケージから、品番、個数、注文番号などをOCRで取得。
  • あらかじめ設定した必要な情報をラベルプリンタで印字。
  • 受け入れ予定データ・実績データとの突合も可能。

読取り対象毎に読取り位置の登録可能

型式、シリアル番号、注文番号など、あらかじめ必要な情報の印字位置を登録することで、複数の情報を自動で読み取ることができます。

自社での管理に必要な情報を入れたバーコードラベルを発行

OCRで読み取った情報から、設定した内容でラベルを発行します。指定した項目をQRコード印字します。

受け入れ予定データ・実績データの突合も可能

予定データを取り込み、伝票番号毎に受け入れを行い、予定に対する受入実績を表示します。

紹介動画

MC Labelに関してよくある質問

Q1.バーコードが無い物品でも管理できる?

入荷ラベルやパッケージの文字(品番・ロット等)をOCRで抽出し、そのデータをもとに、モバイルプリンタなどをつかって、その場でQRラベルを発行できます。

Q2.読取位置をどう登録する?

初期設定で対象ラベルの印字位置をタップで登録。複数レイアウトでもテンプレートを切替え自動抽出可能です。

Q3.複数項目の一括読取は?

モデル・数量・注文番号など、最大20項目を一括OCR。抽出フィールドごとに項目名/書式/必須有無を設定できます。

Q4.プラン/実績突合とは?

CSVで受入予定データを取込み、読取結果と照合。差異があれば色分け表示し、是正ラベルを自動発行できます。

Q5.対応プリンタは?

 USB/LAN接続の産業用ラベルプリンタ(詳細はお問合せください)をサポート。

Q6.ラベルテンプレートはカスタマイズ可能?

ロゴ、バーコード種類(1D/QR/GS1)、フォント、用紙サイズをGUIで編集。可変情報はOCR結果や日時、オペレータIDを差し込みできます。

Q7.運用拠点が増えても管理できる?

テンプレート・マスタ・履歴は端末からクラウドDBに同期可能。拠点ごとのラベルナンバー重複を自動回避します。

Q8.読取ログの保管期間

デフォルトは90 日。CSV・画像とも自動ローテーションで容量を抑えつつ、長期保存はNAS/クラウドへ自動転送できます。

Q9.棚番・ロケーション印字も?

抽出文字列+受入日時+自動採番の棚番QRを同時印字するテンプレート例を無償提供しています。


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