特長

MC Lens Serverはこんなお客様に最適です。

大量の帳票や伝票を高速かつ正確に処理したい企業

クラウドを使わずに社内サーバ環境で安全に運用したい方

既存の基幹システムやERPとスムーズに連携させたい担当者

“こんなこと”が可能です

ファイル連携によるシステム統合がシンプルなため、ホスト側システムの改修負担が小さく「スモールスタートが可能」

フォルダ監視型OCR

大量の帳票や伝票を、処理枚数に制限なくバッチ処理で高速かつ正確に読み取り、フォルダ監視型OCR機能によって、指定したフォルダにファイルを配置するだけで自動的に処理を実行します

オンプレミス運用可能

クラウドを介さずに社内サーバ環境で運用できるため、企業独自のセキュリティポリシーに則った安全なデータ管理が可能です

基幹システムやERPとのスムーズな連携

CSVやExcel形式で出力されたデータは、既存の基幹システムやERPとの連携を容易にし、業務フローを大きく変更することなくスムーズな統合を実現します。

コストパフォーマンス処理枚数制限なし

大量の帳票を扱うクラウドOCRでは利用枚数に応じた従量課金がランニングコストとなるケースが多いが、MC Lens Serverは自社導入型であり使用枚数に制限なく利用可能。

システム構成

フォルダ監視型OCRとして、監視フォルダに画像を入れると自動読取して結果CSVを出力するフローを簡単に構築できます。これにより、既存のスキャナ複合機でスキャンした画像や、メールで送られてくる伝票画像を所定フォルダに集めるだけで、一括OCR処理とデータ化が実現します。結果CSVを既存の社内システムへインポートすることで、自動照合やデータベース更新も容易に行えます。またCSVの内容をExcel台帳の指定セルに書き込むことも可能で、従来手入力していた作業を大幅に省力化できます。

機能概要

MC Lens Serverを起動後は常駐し、Requestフォルダを監視します。
これらの動作は自動で行います

「Request」フォルダに保存された画像ファイルをあらかじめ設定されたフレーム情報に従ってOCR処理します

「Result」フォルダにOCR処理したテキスト情報をCSV形式で出力します

「Storage」フォルダにOCR処理前と処理済みのJPEGファイルを保存します

フレーム設定

書類の様式・種類ごとにフレーム設定を行います。書類の画像ファイルをMC Lens Serverで開き、OCR処理したい文字列の位置をマウスで囲って登録します。一つの書類に対して複数フレーム登録可能。様々な様式の帳票や書類に対応します。特にフォーマットがある程度決まった帳票が多い場合、AIによる自動レイアウト検出よりも、MC Lens Serverのフレーム設定による処理の方が安定した精度と処理速度を得られます。

よくある質問

MC Lens Serverとはどのような製品ですか?

MC Lens Serverは、Windowsサーバ/Windows PC 上で動作し、指定したフォルダに入ったスキャン画像やPDFを自動的にOCR処理するソフトウェアです。活字印字の書類(帳票、伝票など)を高い精度で読み取り、データ化します。

具体的にはどんな書類が読取対象になりますか?

企業の受発注伝票、請求書、領収書、検査成績表など、活字印刷された文字を対象とした帳票がメインです。

運用イメージを教えてください。

例えば、紙の書類を複合機やスキャナでまとめてPDF/JPEGにし、MC Lens Serverが監視しているフォルダへ保存します。フォルダに保存された瞬間にOCRが自動実行され、読み取った文字情報をCSVやテキストファイルとして出力します。手入力の手間を削減し、データの効率的な蓄積・活用が可能です。

システム連携はどのように行いますか?

読み取り結果は一般的なCSV形式で出力できるため、既存の基幹システムやRPAツールへスムーズにインポートできます。たとえば、経理システムや販売管理システムとの連携も、読取後のCSV取り込みで実現しやすい設計です。

導入時に特別な機器が必要ですか?

一般的なWindows PC/サーバ環境で動作します。ハイスペックなGPUなどは不要ですが、処理する帳票量によってはCPUやメモリに余裕をもたせたサーバを推奨します。スキャナや複合機については、OCRに適した解像度(300dpi程度)で読み取れる機器を選択いただくとよりスムーズです。

認識精度はどのくらいですか?

活字印刷された文字に対しては高い認識精度を備えており、比較的乱れの少ない印刷物であれば実運用に十分な精度が得られます。ただし、同一帳票でも印刷がかすれていたり、歪みや汚れがひどい場合は精度が落ちる場合があります。そのようなケースは補正やスキャナ設定、帳票デザインの見直しでカバーできます。

テンプレート設定は難しくないですか?

フレーム設定」という機能で簡単に行えます。OCRで読み取りたい項目が印字される場所に枠を設定し、項目名などを登録するだけです。プログラミング知識は不要で、帳票のデザインが変わった際にも、設定を少し修正するだけで新しいレイアウトに対応可能です。

ランニングコストはどのようになりますか?

基本的にはサブスクリプション費用のみです。クラウド型OCRのような従量課金制ではありませんので、帳票の処理枚数が多い企業ほどコストメリットが大きくなります。

導入サポートはありますか?

はい。製品のインストール、初期設定、テンプレート作成の支援などを行っています。また、導入後も定期的なアップデートや問い合わせサポートなど、運用が安定するまでしっかりフォローいたします。

MC Lens(モバイル版)との違いは?

MC LensはAndroidスマートフォン上で動作し、現場で撮影→即時OCRを行う製品です。バーコード照合にも対応しています。一方、MC Lens Serverはサーバ/PCで活字の紙書類を一括処理するのが目的です。モバイル版ではある程度の手書き対応や、バーコード読み取りなど現場作業に特化した機能も備わりますが、MC Lens Serverは大量の活字文書をまとめて処理するケースに適しています。

自社の書類でテストしてみたい

使用回数限定の試用版アプリをご提供しますので、実際にお試しいただけます。申し込みフォームよりお申込みください。

PDFファイルもOCR処理できますか?

オプション対応となります。別途ご相談ください。

販売形態

販売形態プラン定価
サブスクリプション月額プラン(3か月以上からのご契約)100,000円(税込 110,000円)
1年プラン1,140,000円(税込 1,254,000円)
3年プラン3,240,000円(税込み3,564,000円)
※1サーバ毎の契約 ※3か月以上からの契約となります ※保守費は含まれます。 
※上記はエンドユーザー価格です。再販される場合は、お問合せください。
※詳細は担当営業より別途お見積もり提示させていただきます。

試用版ダウンロード

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