導入企業様のシステム検討背景
鉄道現場での工事サービス業者様や、某製造業の生産技術部様では、工具や計測機器の持出・返却作業を目視確認で行っていましたが、管理点数が多く確認作業に時間がかかってしまうことが課題となっていました。
また、現場での工具置き忘れ防止システムや、計測機器のメンテナンス履歴の管理システムも探しており、RFID タグを用いた持出・返却管理を検討していました。
上記課題に対し、UHF タグの選定からハード提供、システム開発、設置調整対応までワンストップで 提供できる当社に提案の機会をいただきました。
導入前の課題
①工具の持出・返却情報のチェックに手間と時間がかかる
管理点数が多い工具・治具のチェックに時間がかかっており、現場作業の負担となってしまっている。 紙の台帳で管理しているが、所在管理が煩雑なために使いたい時に必要数が足りず、毎回探す時間がかかるなどの問題が発生している。
②現場での置き忘れチェックが不十分
現場作業は深夜に行うため、目視による置き忘れのチェックのみだと、どうしても見落としが発生するリスクがある。現場での置き忘れが重大な事故につながる可能性があるため、厳密にチェックする仕組みにしたい。
③工具・治具の校正期限の管理を行い、劣化による不具合を防ぎたい
購入時期やメンテナンス履歴が現場ではすぐにわからず、どの工具を何回使ったか、校正期限がいつなのかの把握が出来ていない。
導入ソリューション
システム例
※アイテムに応じて最適なタグをご提案します。(金属対応タイプ他、各種形状取り揃え)
導入メリット
持出・返却処理のミス減少と、資産としての管理意識の向上
紙の台帳で持出・返却管理をしていた頃に比べ、タグの読み取りによる運用に変えたことで、持出・返却処理の人為的ミスが減少した。
さらに、タグを貼付して厳密に管理し始めたことにより、資産としてきちんと扱わなければならないという、作業者の管理意識が向上した。
工具・計測機器類の現場での置き忘れチェックに対するストレス軽減
タグ探索機能を用いた置き忘れチェックにしたことで、目視確認時に目を凝らして確認していた作業者の作業負担を減らすことができた。
定期的に棚卸を行い、処理漏れや紛失にいち早く気付けるようになった
RFIDタグが貼付されていることで、棚卸にかかる時間が大幅に短縮され、月1回棚卸を実施することが出来るようになった。また、短期での棚卸を実施することで、返却処理漏れや紛失等にいち早く気付き、より確実な所在管理が行えるようになった。
導入までの流れ
RFID導入実績多数。安心してお任せいただけます。
当社には数々の現場を確認し蓄積してきた豊富な情報・ノウハウがあります。
それをもとにお客様にとって最適なご提案と共に、万全のテクニカルサポート体制を構築します。どんな些細なことでも不明点があればお気軽にご相談ください。
MTSの導入前コンサルティング
導入の流れ
- お問合せ
- ヒアリング
- 概算お見積り
- 現地サーベイ
- 正式お見積り
- 設置導入
現場経験豊富な専門技術員チームがサーベイ、取付設置を行いますので安心です。
- ICタグ・ハード機器の選定
- システムのご提案
- 現場改善のご提案