従来の検査プロセスと課題
- 手作業による目視検査では、微細なズレや抜け漏れが発生
- 検査作業に多大な人件費と時間が必要
- 製品品質のばらつきと、不良品の出荷リスク
これらの課題を解決するために、迅速かつ正確な検査システムの導入が求められていました。
導入ソリューション

正しく入っているか判定(色順検査/有無検査)
色順検査
MoMaViは、あらかじめ決められた色の並び順を画像処理で瞬時に判定。正しい順番で配置されていない場合は、即時NG判定を実施します。
有無検査
指定されたアイテム(例:包装用紙や説明書等)の欠品を自動的に検出。不足があれば、早期に対策を講じることが可能です。
多機能な検査対応
さらに、OCRやバーコード読取といった機能も組み合わせることで、数量カウントや認証も同時に行えるため、検査工程全体の効率化が期待できます。
(左画面):色順判定によって、並び順が違うことからNG判定
(右画面):有無判定によって、説明の紙が入っていないことからNG判定
画像処理システム「MoMaVi」の特長
- ローコストで導入できる
MoMaViは、スマートフォンを活用した画像処理システムです。そのため、産業用カメラや専用照明などの高価な設備を導入する必要がなく、ローコストで導入できます。目視検査の自動化にお役立ていただけます。
- 手軽に始められる
MoMaViは、専門的な知識や技術がなくても、すぐに画像処理の基本的な機能を利用できます。
- 多様な検査に対応できる
MoMaViは、有無検査、色順検査、数量カウントなど、さまざまな検査に対応できます。OCRやバーコードでの認証もできるので、組み合わせての検査が可能です。
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