特長・機能
バーコードラベルの種類
当社では様々な種類のバーコードラベルを取り扱っております。
用途は様々で出荷ラベル、商品ラベル、銘板ラベルなど製造現場や物流倉庫などに多数納入しています。また、冷蔵・冷凍倉庫で使えるラベル、屋外でも使えるラベル、クリーンルームでも使えるラベル、溶剤に強いラベル、熱に強いラベルなど特殊な用途のラベルも販売しております。
出荷ラベル
- 物流倉庫、製造現場での出荷時に梱包箱や外装に貼るラベル
商品ラベル
- 商品(外装)自体に貼るラベル
- 食料品、日用品、化粧品、電化製品などに貼る
PDラベル(物流標準ラベル)
- 荷札ラベル。様々な商品を納品する際に貼付することを求められる仕分け用バーコードラベル
銘板ラベル
- 定格銘板や製品番号表示用ラベルとして
- 電子PC基板や部品
- 屋外空調機、ETC、自動販売機などの屋外設置機器に貼付する耐候性銘板用ラベル
特殊ラベル
- 冷蔵・冷凍倉庫で使えるラベル
- 屋外でも使えるラベル
- クリーンルームでも使えるラベル
- 静電気に弱いデリケートな電子部品に使えるラベル
- 溶剤に強いラベル
- 熱に強いラベル
バーコードラベルの選択基準について
感熱と熱転写の大きな違いは耐久性とリボン(インク)の有無の違いです。感熱はラベル自体が熱に反応して発色するためリボンを必要としないので、コストと手間が省けます。しかし、ラベル自体が熱で発色する性質上、経年変化で印字が薄れたり、擦れに弱いデメリットがあります。よって、在庫期間が短い物や、保存期間の短い生鮮食料品などで使用されます。逆に熱転写は寿命の長い銘板ラベルや高温、擦れなどの耐久性が求められる運用で使用されます。
バーコードラベル作りのポイント
1.ラベルを貼る対象(被着体)の材質は?表面は?
- 被着体の材質はなんですか?(金属 / プラスチック / 段ボール etc)
- 表面はどのような面ですか?(平面 / 曲面)
- 状態はどうですか?(ザラザラ / ツルツル)
2.ラベルを貼る期間は?
- 一度貼ったらはがさない(強粘・超強粘)
- 貼ってバーコードを読んだらすぐ剥がす(弱粘着)
- 貼って期間は判らないが、いつかは剥がす。(再剥離)
3.ラベルを利用する場所は? 環境は?
通常ラベルは室内・室外ともに通常環境での利用が多いのですが特殊環境にも対応できるラベルを各種取り揃えております。
高温環境での利用に耐えられるラベル・糊をはじめ、逆に冷凍などの低温環境や、結露が発生しやすい多湿環境でも剥がれにくいラベル等、環境によってラベルに求められる性能が異なります。ご利用予定の環境についてご相談ください。最適なものをご案内いたします。
4.ラベルを貼る方法は?
手貼りですか? それとも専用機械による自動貼付(オートラベラー)ですか? 方法によってラベル設計が変わります。
5.法規制などの条件は?制限はどうですか?
主にUL規格です、規格によっては、プリンター・リボンの制限があります。
6.その他、必要なチェックポイント
ラベルのサイズは?(極小~特大ラベルまで各種対応可能です。)
ミシン目・ラベルスリット・裏スリット等は必要ですか?
糊殺し・糊無(部分糊)は必要ですか?
糊選びのポイント
ラベルの糊にも様々な種類があり、用途に応じたご提案が可能です。
普通粘着
標準タイプの糊です。大半のシール(コート紙・サーマル紙)はこの糊を使用しており比較的低コスト
強粘着
一度貼ったら、永い間ピッタリ着いている、永久貼付を目的とした糊です、野外使用の自販機・装置の銘板などに使用されます。
弱粘着
粘着力が弱く、一度貼って剥がせるタイプです。
再剥離粘着
糊残りが少なく、剥がしやすく糊の強さを調整したタイプです。短期間で剥がし、貼り替える用途に使用して下さい。
冷食用・冷凍用粘着
冷食用(ハム・ソーセージ)ラベルはバーコード関係ではほとんど使用しません。冷凍倉庫・冷凍食品などに使用されます、-20℃でも大丈夫なタイプです。
様々な加工ができます。
被着体や用途に応じた加工ができます。素材やサイズの選定。ミシン目・ラベルスリット・裏スリット等です。また糊殺し・糊無(部分糊)などの特殊な加工も可能です。
インクリボン
主にレジン、セミレジン、ワックスなどの3種類があります。
レジン
耐溶剤性・ 耐熱性に優れ、製造工程管理ラベル、自動車部品管理ラベル、 医療検体管理ラベル等の用途に幅広く使用されています。
セミレジン
高速性・耐擦過性・汎用性に優れ、物流管理ラベル、在庫管理ラベル、製造工程管理ラベル、医療検査システムラベル、日付捺印用ラベル等幅広く使用されています。
ワックス
用紙への汎用性が高く、物流管理ラベル、在庫管理ラベル等の用途があります。