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『自動認識総合展の見どころ』

Vol.172

 今年の自動認識総合展は、新しく作られた南展示棟の上層階、南3・4ホールで開催されます。9月11日~13日の3日間の開催ですが、最新技術の祭典を思う存分に楽しむために、是非充分な時間をとってご来場ください。同時開催は総合試験機器展、SENSOR EXPOなど試験や計測に関する展示会が開催されます。

未来の自動認識技術

 来年予定される東京オリンピックに向けて、物流、製造、セキュリティといった分野でさまざまな技術の進化が現実のものになろうとしています。今年は主催者展示として「未来をつなぐAUTO-ID ~自動認識技術で変わる未来」展示も予定されており、未来の自動認識技術の使われ方の姿を見ることが出来ます。「みせなか」「いえなか」「サプライチェーン」と3つの分野で実証実験中のものや開発されたばかりの新しいソリューションが展示されます。
 IT技術の進化によってより進んだ真贋判定やバイオメトリクスを使ったキャッシュレス決済、経済産業省のコンビニ1000億枚宣言:店頭実証実験報告などがここに展示されます。

今年の展示品

 今年のテーマは「わかる。みわける。ビジネスの現場にマースのちから」を掲げ、現場で役立つ、自動認識技術を展示いたします。
 まず今年もトンネル型一括検品装置を出品いたします。アパレル物流で使用されることが多い装置です。アパレルではUHF帯ICタグの活用が年々進んできており、値札にICタグが付けられたものを、ごく普通にあちこちの店頭でみることができます。店舗によっては販売時のセルフレジでの商品のスキャンにもICタグが使われ、省人化に一役買っています。 
 さすがに店舗でトンネル型一括検品装置は使われませんが、物流センター内での高速・大量の検品作業はトンネル型一括検品装置の出番です。会場では実際に読取時を実演いたします。
 新しいUHF帯RFIDの動きとしては、「UHF帯RFIDの陸上移動局」があげられます。これは従来、総務省に申請した工場などの構内での利用しかできなかった高出力なUHF帯RFID機器を複数の場所や、公道上で利用可能とする制度です。これによって物品を配送するトラックにハンディ型UHF帯リーダーを搭載して、配送先の店舗で荷物のICタグを読み取ることが可能になりました。経済産業省「コンビニ1000億枚宣言」をはじめとする物流へのRFID活用による省力化、ムダの削減へまた一歩近づきました。
 この「移動できる」点を活かした「持ち出し管理」ソリューションの展示も行います。機器を会社から持ち出して外で使用して、また持ち帰る、というシチュエーションは企業活動において多くありますが、きちんと忘れずに持ち出し、持ち帰るのは現場での注意力頼りでなのではないでしょうか。ICタグを機材に貼付し、会社から持ち出す際、また、現場から帰社するときにハンディ型UHFリーダーで読み取りを行って機材、機器の忘れ物をチェックすることができます。

  持ち出し管理と似たところもあるのが医療機器の短期貸し出しの管理です。人工関節やボルトといった製品をUHF帯ICタグで管理する手法がひろがっています。今回、当社ブースでは製品に貼付するICタグの「書込み情報」についてSGTINやPacked ObjectなどのGS1推奨フォーマットのデータエンコードやプリンタを使ってのICタグ発行・印字、それの読み取りとGS1-128の情報へのデコードなどを展示いたします。

 新製品として「超小型2次元コードスキャナ MCR-F100」を展示いたします。小型・軽量設計、デジタル入出力装備・24V電源(RS-232Cモデル)と装置組み込みに最適です。USBモデルとRT232Cモデルがあり、RS232Cモデルについては24V動作品以外に、5V動作品も開発中です。会場にて、読み感と小ささを体感してください。

また、今年はNFCコーナーに第21回自動認識システム大賞を受賞された株式会社パトライト様のAirGRID WD PROシリーズを展示いたします。当社の2次元コード・バーコードリーダーやICカードリーダ「MTR-115」との接続が可能な新製品で、生産設備につけられたパトライトの点灯情報をホスト機器で情報収集するとともにリーダーで読み取った情報を送信することで、集計・分析作業の自動化を進めることができます。たとえば設備で加工する材料のバーコードや、作業者のICカード社員証を接続したリーダーで読み取りし、WD PROで送信できますので、稼働分析・位置分析のデータが簡単に集められ、トレーサビリティや設備の占有時間分析(原価管理)などに活用できます。

>>第21回自動認識総合展(AUTOID & COMMUNICATION EXPO 2019)出展のお知らせ

おわりに

 人手不足で企業活動に制限がかかるのが現実になってきています。数少ないベテランにいかに無駄な作業をさせないか、新人をいかにIT技術でフォローしてミスを減らせないか、そもそも自動化・機械化できないかとの声にお応えすべく当社はお客様の要望にマッチしたソリューションのご提案をさせていただきます。
そのために是非当社ブースにお越しいただき“体感”していただければと思います。

技術情報誌 Flags(PDFデータ) 2019-09_172(878.1 KB)