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『モダンホスピタルショウ 開催レポート』

Vol.159

 今年も医療分野では国内最大級となる「国際モダンホスピタルショウ2018」が先月の11日~13日の3日間、東京ビッグサイトで開催されました。出展社数は340社を超え、開催日累計で8万人を超える来場者を今年も記録し、医療分野の改善、進化への関心の高さが示される展示会となりました。
 今号は、当展示会の開催レポートを紹介いたします。

今年のモダンホスピタルショウ

今年のモダンホスピタルショウは、「健康・医療・福祉の未来をひらく~世代と国境を越えた豊かな共生を目指して~」をテーマとし、病院をはじめ、保健・医療・福祉分野における質の向上、充実に役立つ機器、製品、システム、サービスなどが幅広く紹介されておりました。
 また、これからの時代を高齢者のみならず、若者の未来を夢あるものとする「全世代支え合いの社会」の構築の必要性や、健康寿命の延伸やデータヘルスに関連した新たな事業分野への提案など多彩な展示も注目された展示会でした。
 逆に、例年よりテーマが多すぎて「今年のトレンドはこれ!」と言う様なフォーカスが絞り切れないようにも感じました。

働き方改革

 展示会場を見渡して、おやっ?と、目についたのが「働き方改革」でした。
 最新の医療機器や新たな環境作りの提案と共に、医療従事者への働き方改革についても、各所でアピールされていることに気づきました。
 「ブラック?」のイメージが囁かれた結果、人手不足による医療や介護の現場への多大な負荷のしわ寄せが大きな問題となっており、益々働き手が不足していく傾向を打開していかなければなりません。喫緊の解決すべき問題として、職場環境の改善が人手不足解消にもつながって行くのではと感じさせられました。
 医療ドラマで山下智久、新垣結衣が活躍する「コード・ブルー」や、人気グループ嵐の二宮和也が主役を演じて話題となった「ブラックペアン」はご覧になられた事はありますでしょうか? 俳優さんが格好良く表現されているのは当然ですが、着ているユニフォームも素敵にアレンジされています。そのドラマで実際に使用された素敵なユニフォームなどが展示されていました。
 働き方改革の一環としてなのか、医師や看護師さんなど医療従事者に向けたユニフォームが見違える程、本当にお洒落に進化していました。さらには患者に好印象を与える様に、化粧の仕方をレクチャーするブースの出展など展示会のイメージが例年より少しづつ変わってきたような気がしました。

新製品発表!健診ステーションPlus

 MTSでは毎年出展をしてきましたが、今年は2007年に発売開始以来、ご好評、ご愛顧を頂いております健診データ自動化システム「健診ステーション」を、大幅リニューアルした新製品『健診ステーションPlus』を発表しました。
 『健診ステーションPlus』には、従来からのICカードに加えて「バーコード」、「2次元コード」でも健診データの自動収集業務が可能です。
 さらに、これまで専用のマルチ機能端末を採用してましたが、「卓上や固定では無く携帯性が欲しい。」と言うお客様のご要望にお応えし、タブレット端末を採用し現場での機能性を充実させました。
 最大の特徴であるポップできれいな画面デザインは、多くの来場者に操作性のご評価をいただき、現場を知る当社ならではのユーザーエクスペリエンスをご体感いただけたかと思います。

他業界の当り前!?

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 今年の当社ブースでは、検査結果などの個人情報に関係する郵便物を大量に発送する業務用に『誤発送防止キット』も出展しました。
 これはバーコードを活用して帳合ミスや宛先の取違えミスなど、人が介在する事による単純な『ポカミス』を防止するための簡単な仕組みです。
 他の業界では当たり前のように古くからバーコードを活用していますが、医療業界ではどうしても「人の目で確認」、もしもの為に「ダブルチェック」、と非常に非合理的な運用が存在するようです。
 『誤発送防止キット』と打ち出ししていますが、実はハンディターミナルを使ったバーコードの照合機能なんです。
 それでもターゲットを明確にする事で医療業界の方々には非常に関心を持っていただけました。
 それも、コンパクトで安価な2次元コード対応ハンディターミナル「MID-100」と、マスタ照合パッケージソフトの組み合わせで、格段に安く導入できるのも大きな魅力だったようです。

対費用効果が一目瞭然「封入封緘機」

 今回、ピツニーボウズ社様にご協力いただき『封入封緘機』(Relay™ 3000 /4000インサーター) も展示しました。
 封入封緘機は「インサーター」と呼ばれており、「紙折り」「封入」「封緘」を自動で処理することができる機械です。
 郵便物の紙折りや封入といった発送処理のなかでも時間と労力がかかる面倒なこの日常業務を自動化することで、煩雑業務からスタッフを解放し、より付加価値の高い業務に専念させることができるようになります。
 工程を自動化することにより、スピーディに発送処理が完了するため、郵便物がより早く届けられるようになります。
 人海戦術に頼っていた単純作業を飛躍的に生産性を向上させ、加えてコスト削減を実現することが可能です。
 紙折りの方法や封入枚数など、郵送物の種類に合わせて多種多様な設定が可能な優れものです。

最後に

連日の35℃前後の猛暑の中、展示会場まで足をお運びいただきました皆様には誠にありがとうございました。
 おかげさまで多くの課題、お悩み、そして貴重なご意見をお聞きする事ができました。
 いただきました皆様のお声は、設計、開発、フィールドサポート、もちろん営業活動へもフィードバックを行い、当社ならではの自動認識技術におけるトータルサポートの充実に努めてまいりたいと思います。

技術情報誌 Flags(PDFデータ) icon_pdf_big.gif2018年8月号(708.93 KB)