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『自動認識総合展出展レポート』

Vol.149

 先月開催された「第19回 自動認識総合展」は、日頃よりご愛顧を賜っておりますお客様各位のお陰様をもちまして大盛況のうちに終了いたしました。今年はセンサエキスポジャパン、SUBSEA TECH JAPAN、測定計測展、総合試験機器展、フルードパワー国際見本市展との同時開催となり、見どころ満載の展示会となりました。
 今月号は自動認識技術の視点から出展レポートをお届けします。

今年の自動認識総合展

autoid2017.jpg 今年も9月13日(水)から3日間の日程で、恒例となりました自動認識技術の祭典「第19回自動認識総合展」が東京ビックサイトにて開催されました。
 今年は5つの展示会と合同開催となり、東館の4~6ホールを突き抜けて全ての展示会を自由に相互入場できる様に主催者の配慮があった為、非常に多彩な業種の来場者から斬新なご意見、ご要望を頂く事ができました。
 来場者数は、自動認識総合展単独では昨年を上回る開催期間累計で、18,943名の方にご来場いただき、合同展示会全体では97,830名ともう少しで10万人を超える盛況振りでした。
 過去の好景気「いざなみ景気」を抜くと言われる昨今の国内経済の回復基調が囁かれる中、人口知能(AI)、IoT、ロボテックス、M2M(Machine to Machine)など第4次産業革命「インダストリ4.0」の新しいコンセプトを基本に、出展各社それぞれのイノベーションの持ち味を十分にアピールできたという印象です。
 先日国内では、経済産業省がコンビニ大手7社と合意が取れ「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」が発表されたのは記憶に新しいかと思います。
 それに加えて、トレーサビリティや流通・物流の効率化ニーズ等の要請に応えるインフラの源流となる情報が、「モノ」「人」「時間」「場所」などといった個体識別との連携の核になり、いかに正確、かつ、リアルタイムに収集できるかが次世代への成長の鍵です。
 まさしくこれを実現するためのキーテクノロジーとなるのが、自動認識技術であります。安心・安全の現場管理と併せて、新しい技術の進化を求めて、来場者様の関心の高まりを強く感じる展示会となりました。

第19回自動認識総合展出展報告

注目の展示内容

 第19回自動認識総合展のコンセプトは「ID First ~IoTはIDから~」と題し、自動認識技術をインターネットと物を結びつけるソリューションをテーマにしていました。
 出展各社の主力アピールとして、様々なウェアラブル端末をはじめ、Bluetoothでスマホやタブレットと接続する製品が多く紹介され注目を集めていました。
 例年の画像認識テクノロジーでは、顔認証などセキュリティ関連が目立ちましたが、今年はこれからの高齢化社会を見据えたりIoT社会を意識して、ユニークな活用方法が紹介されていました。
 例えば、普段飲用するお薬の錠剤をシートに並べて、錠剤に直接印字された薬品名や2次元コードを一括で撮影して、何の薬かを自動で判別してしまう技術や、ザルに撒いた一握りのお米を一括で撮影して、形、色、欠け具合、などを解析してお米の等級を自動で判別する技術などです。
 昔から農家の人手不足はニュースとなっておりましたが、お米の等級を判定する技術を有する方はさらに深刻な人手不足に陥っており、正確に鑑定できる後継者も即席では育てられないのも厳しい現実問題となっているそうです。
 お薬の判定に関しても、今後さらに高齢化が進むと一個人が持参する薬の種類はどんどん増える見込みです。
 病院や街の薬局の薬剤師不足の解消や、払い出しミス(誤投薬)防止、外来患者さんの常飲薬の確認など医療過誤の原因として一番件数の多い“薬の取り扱い”をターゲットにしたソリューションだそうです。
 意外にも2020年の東京オリンピックを見据えた、セキュリティやインバウンドに向けたソリューションは時期尚早なのか鳴りを潜めていました。

今年のMTSブース

1056_ext_11_0.jpg 会場にお越しいただいた皆様にはお分かりいただけるかと思いますが、展示会場に一歩足を踏み入れると当社ブースが入口の真正面のポジションに位置していましたので、迷うことなくお客様をお出迎えすることができました。
 今年は、主催者側のテーマに合わせて「IoTと未来をつなぐ自動認識ソリューション」を掲げ、製品だけでなく自動認識機器をどの様に活用するかを実際にイメージ頂ける形で出品いたしました。


◎UHF帯RFIDコーナー
1056_ext_11_1.jpg 『電子タグ1000億枚宣言』を先取りした、コンベア搬送読取に最適な『UHF帯RFID一括読取り装置』の実演をはじめとしUHFハンディターミナル
全ての要素を出展しました。
 開催期間中の初日からお客様が絶える事が無く、終始大盛況の賑やかなコーナーとなりました。



◎NFC/ICカードシステムコーナー
1056_ext_11_6.jpg 
 セキュリティ、個人管理をNFCリーダライタ端末にて活用したソリューションや新製品を出展いたしました。
 注目の製品は『オーダーメイドKIOSK 端末』と『次世代・無人駐輪管理システム』でした。
 マースウインテック社と共同出展した駐輪管理システムは、「三井のリパーク」で有名な三井不動産リアルティ株式会社様の駐輪場事業を展開するなかで、自動精算機から定期券の発行、自転車の入退場ゲートシステムとの連動までご採用いただき、今後の市場展開が期待出来る製品の一つとなりました。


◎バーコード/ 画像認識コーナー
1056_ext_11_15.jpg 
 バーコード・2次元コードの枠を超えてOCR、パターンマッチングなどの画像処理機能を搭載した1台4役の固定式スキャナや近距離から遠距離までのフォーカスを自由に変更可能な2次元固定式スキャナの参考出展など、業界随一のラインナップを誇る当社の自動認識システムの主力製品を出展させて頂きました。

最後に

1056_ext_11_13.jpg 
 当社ブースにご来場頂きました皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。説明員が足りない時間帯も多くあり十分なご対応ができなかった皆様には大変失致し申し訳ございませんでした。
 説明が足りないと感じられているお客様や、また、残念ながら展示会にご来場頂けなかった皆様には、プライベート展示会のご相談や、新製品、参考出展、ソリューションの資料だけでなく、デモ機などもご用意いたしておりますので、いつでもお気軽に、当社営業担当までお申し付けください。
 当社はお客様のお役に立つ製品、サービスを作り続ける事を企業ポリシーとしております。自動認識技術に関するご要望、ご相談、お悩みなど、何でもお気軽にお問い合わせください。

技術情報誌 Flags(PDFデータ) icon_pdf_big.gif2017年10月号(632.14 KB)

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