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『国際モダンホスピタルショウ開催レポート』

Vol.147

 今年も医療分野では国内最大級となる「国際モダンホスピタルショー2017」が先月の12日~14日の3日間、東京ビックサイトで開催されました。出展社数は340社を超え、開催日累計で8万人を超える来場者を記録し、医療分野の改善、進化への関心の高さを伺える展示会となりました。
 今号は、当展示会の開催レポートを紹介いたします。

今年のモダンホスピタルショウ

 今年のモダンホスピタルショウは、「健康・医療・福祉の未来をひらく~連携と地域包括ケアの充実を目指して~」をテーマとし、病院をはじめ、保健・医療・福祉分野における質の向上、充実に役立つ機器、製品、システム、サービスなどが幅広く紹介され、最新情報の発信と展示を通じての情報交流の場を提供し、健康福祉社会の発展に寄与することをアピールしていました。
 「地域包括ケア」は昨年同様注目されておりましたが、今年はIoTなどの追い風が加わり、最新の情報機器を活用した現場改善のシステム提案が多かったように思います。

身近になったロボットの活用

image2.jpg やはりこれからの超高齢化社会では、介護する人間が圧倒的に減少する時代が見込まれるので、介護用ロボットの開発や活用は益々期待が大きくなります。昨年と比較してロボットの展示が単なる客寄せ用の受付業務などから、今年は具体的な現場での活用シーンを想定した出展が目立ちました。
 当社ブースの目の前でも人型ロボットのPepper君が休みなく踊っており、説明を聞くと介護福祉施設へのプレゼンの一つでありました。この、Pepper君の踊りは高齢者向けの体操で、顔認証して一人一人の要介護度に合わせた体操を一緒に行うことができるそうです。
 また、Pepper君との会話や胸についたタブレットで脳トレーニングや、訪問頻度などを判断して楽しみながらリハビリを継続できる工夫などもされているとの事でした。
 近い将来、このような対話型ロボットが、一人暮らしの高齢者の自宅などにも置かれ、日常生活のサポートはもちろんのこと、日々の健康管理や突発的な病気の早期通報などで利用されることが現実味を帯びてきたと感じました。

加速するIoTの活用

image3.jpg IoTとは非常に大きな定義で表すと「モノとインターネットつなぐ技術」のことであり、産業、業界を問わずあらゆるモノを情報化してインターネットでつなげようと言う仕組みです。
 人や医療を“モノ”に例えるのは不謹慎かもしれませんが、医療、介護もインターネットを活用してあらゆる状況を効果的に管理する時代に進んでいる事を感じられる展示会でした。
 前述のロボットもそうですが、現場から簡単にインターネット接続できるタブレットやAndroid端末などのソリューションに主役が切替って来ていました。
 製造業界や物流業界ではヘビーユースな環境からまだまだ専用機の需要は根強いのですが、データ通信契約も300円/月以下で利用出来たりと驚くほど安いサービスの出現により、ますますIoTの波は広がっていくようです。

IoTと自動認識技術の有効性

 IoTの実現には、自動認識技術が非常に重要な「キーテクノロジー」となります。
 一つ一つのモノや事象を管理するには、必ずそのモノ自体を認識しなければ何も始まらないからです。如何に効率的かつ間違いなく、そして、いち早く「モノ」を認識するために生まれたのが自動認識技術です。
 今年の展示会でも顔認証、静脈認証、RFID、2次元コードなどの活用した展示物が数多く出展されていました。当社は、IoTの普及と共に生まれてくる様々な自動認識技術の要請に、いち早く応えられる様、近未来のより良い世界に向けて、最適なソリューションで貢献出来ることをお約束いたします。

MTSのヘルスケアソリューション

 今年のMTSブースでは新製品を数多く出展させて頂きましたこともあり、おかげさまで展示会場全体の来場者数が横ばいの中でも、当社のブースでは例年を大きく超えるご来場者様をお迎えすることができました。

 当社のメインとなる健診施設様向けの健診データ収集システム「新型健診ステーション」は、参考出品でありながらも、従来の専用端末だけではなく、市販のタブレットPCへも対応であることを発表し、また、データ化しづらかった問診内容などもタブレットで簡単に入力することができ、健診データとリアルタイムに紐付けが出来る「タブレット問診」は多くの健診施設様にご好評を頂くことができ、正式リリースに沢山の期待が寄せられていました。
 また、今年から個人情報保護の管理レベルが引き上げられ、「健診結果の誤配送や誤封入の撲滅やエビデンスを確保する。」といったニーズで2次元コードによる照合システムの引き合いが多く寄せられるようになりました。この様なニーズに対して当社では、購入してすぐに使える照合アプリ付きのポケットスキャナ「MID-100」を発表したころ、圧倒的なコストパフォーマンスからも大変ご好評を頂く事ができました。
 その他にもA4用紙の手書き資料を高速でデータ化する「OCRシステム」なども、その認識速度と認識率の高さに驚きの声をいただきました。
 お暑い中、当社ブースにお立ち寄りいただきました皆様には、失礼ながら紙面にて、御礼申し上げます。
 RFID、2次元コードなど活用事例やデータ照合、管理業務の向上に関する最新情報など、自動認識技術にご興味がございましたら当社営業担当までお気軽にお問合せください。

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技術情報誌 Flags(PDFデータ) icon_pdf_big.gif2017年8月号(711.34 KB)

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