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『図書管理で広がるUHFソリューション』

Vol.139

 図書館関連では国内最大イベントとなる「第18回 図書館総合展」と「教育・学術情報オープンサミット」が、11月8日(火)~10日(木)の3日間でパシフィコ横浜にて、今年も盛大に開催されました。最近の図書館での業務効率化とサービス向上が求められる中、UHF帯RFID製品の活用が注目されています。
 当社も同展示会に製品群を出展いたしましたので、UHF帯RFIDの最新の技術動向を中心に、図書館総合展の開催レポートをご紹介いたします。

今年の図書館総合展

 自動認識技術の話題から少し外れますが、今年の図書館総合展では「地域創生」を図書館で発信して、推進するセッションが多く見受けられました。
 現在、図書館の設置率は市や区ではほぼ100%ですが、町では750町のうち451町で設置率60.1%、村になると184村のうち46村での設置率25%だそうです。
 図書館の設置は、まちづくり、教育や文化全般にも寄与することが評価されているため、今年は「公共施設複合化フェア」が併催され、図書館を超えた公共施設全体の企画に携わる関係者に対しても有効な情報が提供できた展示会となりました。
 桶川市立図書館では、駅前の商業施設内に大型書店と隣接して開館するなど、競合するのではなく新たな共合を試みる地域創生活動のセミナーは話題を集めておりました。
 振り返ると6月に開催されたモダンホスピタルショウも「地域包括医療」が大きく取り上げられており、日本の将来に向けて“強い地方自治体づくり”の国策が、ようやく実際の市場に影響し始めたところと言えましょうか!?

図書館管理で活躍するUHF帯RFID

 図書館の個体管理は、ナンバリングシール→バーコード→HF帯RFID→UHF帯RFIDと、時代とともに移り変わってきました。図書館の運用の中でUHF帯RFIDはこんなところで活躍しています。

1.自動貸出機(セルフレジ)によるサービス向上、運用コスト削減
2.UHF帯ゲートによる不正防止、EASへの二重投資の解消
3.数十万冊の蔵書(在庫)点検の作業 時間、負担を劇的に削減
4.書籍のリアルタイム位置検知による 貴重書籍のセキュリティ向上

など、その一つ一つをみても大きな導入効果は、現場で認知されています。
 UHF帯RFIDは、それらの業務を流用して使用できることがUHF帯ならではの大きなメリットでもあります。

未来を創造するUHFの活用提案

 当社ブースでは、書籍用ICタグのご提案から、自動貸出機、不正防止用ICゲート、蔵書点検用一括読取りシステムなど、図書管理における『効率化』、『省力化』、『顧客サービス』、『現状の見える化』の実現に必要なトータルソリューションのご提供をテーマに致しました。
 今年のメインは、次世代のご提案として、話題の【ドローン】を活用し、UHF帯リーダと組み合わせた「無人蔵書点検システム」をご紹介させて頂きました。
 無人蔵書点検システムは、UHF帯リーダを搭載したドローン自体に、予め図書館のレイアウトをプログラミングしておきます。図書館の職員が帰宅した後、ドローンが図書館のレイアウトに沿って、自動的に全ての書棚の上から下まで、無人で回遊してくれるのです。ドローンによる図書館内の回遊が終わると、搭載されているUHF帯リーダの中に、全ての蔵書状況のデータが蓄積できていると言う仕組みです。まだ、僅かの課題が残っていますが、もうすぐ実現できるテクノロジーです。
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RFIDトータルソリューションのご提供

 UHF帯RFIDのメリットを紹介してきましたが、実際に導入するためには、管理する媒体の全てにUHF帯タグを取り付けなければなりません。図書館であれば書籍一冊一冊が媒体になります。
 当社では運用提案だけでなく、UHF帯タグの選定から始まり、書籍バーコードからUHF帯タグへのデータ・リメイク、会員カードの作成に至るまでトータルで提案できる体制をご用意しております。
 図書館の書籍管理に限らず、UHF帯RFIDの運用にご興味がございましたらぜひ、お気軽に当社営業担当まで、お声がけ下さい。
 お客様の運用規模やご予算にあったご提案をさせて頂きます。

技術情報誌 Flags(PDFデータ) icon_pdf_big.gif2016年12月号(493.76 KB)