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モバイルスキャナの新カテゴリ
『インテリジェントデータコレクタ』

Vol.138

 ついに秘密のベールを脱いで、その全貌を現した当社の新型インテリジェント・データコレクタは、今年9月の東京ビックサイトで開催された「国際物流総合展」と「自動認識総合展」の会場にて発表すると同時に、予想以上のご好評を得ることができ、ご来場者ばかりでなく、同業の出展者様からも驚きの声を頂くことができました。
 今号は、本紙Flagsではめずらしく、新製品紹介を中心にお届けさせて頂きます。

ハンディターミナルの存在

ハンディターミナル バーコードリーダ一体型のハンディターミナルは、今や様々な現場にて、幅広い用途で活用されてきています。
 ハンディターミナルによる在庫管理、検品・生産管理、資産管理、点検管理など、当社は、長年に渡り、数々のシステムを導入させていただいて参りました。
 ハンディターミナルが、あらゆる業務で活用が浸透されてきた理由は、やはり管理する対象物があるその場所で、データ入力がリアルタイムに行え、作業指示やマスタデータの更新作業も事務所に戻ることなく現場に居ながらリモートで送受信ができる利便性にあります。
 ハンディターミナルは、様々な現場の作業要求に対応出来る様にと、パソコンと同等のアプリケーションを動作させられるスペックにまで進化してきました。
 多品種小量、コスト削減のために徹底した効率化、そして、企業戦略でもあるトレーサビリティを実現させるには、ハンディターミナルが不可欠な存在となっています。

モバイルニーズの進化

 現場の効率化に於いて、一世を風靡してきたハンディターミナルでしたが、近年ではスマートフォンやAndroid端末、タブレット端末などモバイル情報端末の活用が、産業界でも広く導入されるケースが増えてきており、主役の座を退かされる勢いに押されてきています。
 普段使い馴れているスマートフォンを使う感覚と同様に、直感的に操作が行なえ、グラフィカルで見やすい液晶表示によって、初心者や高齢者、外国人労働者でも簡単に操作できるメリットと、市販品と共通の構成部品を使用でき、運用コストが安いというメリットで、モバイル端末が注目されています。

データコレクタの登場

datacollector.png とは言え、タブレット端末などの背面にあるカメラで、大量のバーコード読取りは、非常に作業効率が悪すぎます。
 そこで登場したのが「データコレクタ」であり、バーコードを読ませることだけに特化した小型モバイルスキャナです。
 バーコードを読み取ったら上位ホストとなるAndroid端末やパソコンに、Bluetooth接続でデータを送信させる機能だけを搭載した読み取り専用機です。
 読み取ったバーコードの確認や数量や回数、重量などの付加情報の入力は、全て上位ホストで確認、入力する必要があり、データコレクタ本体には表示も数字キーも一切ありません。
 小型化と徹底した部品削減でコストを重視したのがデータコレクタで、現在、確実に市場を伸ばしている新興勢力のカテゴリです。

モバイルスキャナの新たなカテゴリ

 今年9月までは、モバイルスキャナのカテゴリとして、「ハンディターミナル」と「データコレクタ」に2分され、それでも当社のお客様の中にも、「両者それぞれの必要性はわかっているが、導入に踏み切れない」と言ったご意見も多く頂いていました。それぞれの理由を分析してみると、大きく2つの理由が浮き彫りになります。
ハンディターミナルでは、
1.高価すぎて、現場担当者毎に携帯させることが出来ない。
2.照合や単純な実績入力だけがしたいのにハンディターミナルではオーバースペックだ。
データコレクタでは、
1.手元でちょっとしたデータの確認も行えず、バーコードに付随する情報の入力が行えない。
2.常にデータコレクタとは別にPDA端末やタブレットを持ち歩き、操作しなければならず、両手がふさがるのも作業性を悪くしてしまう。
 これらの阻害要因をクリアするためには、どのような製品開発が必要かを徹底的に研究しました。
 結果、ハンディターミナルのインテリジェント性を持たせながら、データコレクタのコンパクト性と低価格メリットを兼ね備えた「インテリジェント・データコレクタ MID-100」が完成しました。
 簡単に説明しますと、ハンディターミナルとデータコレクタの中間ニーズに対応したモバイル機器の新たなカテゴリ製品となります。
 その他にも、紙面スペースの制約でご紹介できないのが誠に残念ですが、キーサイズやキー間隔、ホールド感、落下防止対策など、現場の声を採用したこだわりの特長が、ぎっしり詰まった製品に仕上がっております。(下記参照)
 ご興味頂けましたら、詳しい製品情報は当社ホームページをご参照下さい。

ハンディとデータコレクタの 長所のみを集結したインテリジェント・データコレクタ「MID-100」の特長

1022_ext_08_5_S.png
zoom_icon.gif 画像をクリックすると拡大されます。

➀筐体サイズは130mm×47mm×30mmと手のひらサイズのコンパクト設計
➁高機能ハンディターミナルにも優る「1GHz」の高速プロセッサ搭載
➂どんなマスタデータでも余裕で保存できる「1.8Gbyte」のユーザメモリ搭載
➃ハンディターミナル同様にユーザアプリケーションが自由に開発可能
➄オペレータの手首に優しい「スキャン角度60度」の斜め読み仕様
➅運用環境が厳しい現場でも耐えられる「防塵、防滴、落下」仕様
➆128dot×128dot の液晶搭載
➇ファンクションキー付きの数字キーを搭載
➈通信インタフェースはBluetooth
➉徹底したコストダウンを実現

最後に

 今回ご紹介した新型データコレクタのみならず、当社では、自動認識技術分野のプロフェッショナルとして、お客様のご要望に応じた製品ラインナップとアプリケーションをご用意いたしております。お客様のご要望に見合う最適なハードとソフトの両面から、トータル・ベストソリューションのご提供を可能とする体制を整えて、ご利用をお待ちしております。
 デモや貸出機のご相談、内覧会等でのご紹介も随時承っております。 
 日進月歩で加速する自動認識技術やIoT等のネットワーク・ソリューションについて、お悩みの解決策は、是非お気軽に、現場を熟知した当社営業担当までご相談ください。

技術情報誌 Flags(PDFデータ) icon_pdf_big.gif2016-11_138(537.32 KB)

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(NEW!) 2次元コードスキャナ搭載インテリジェントデータコレクタ MID-100

MID-100は手のひらサイズでプログラミング可能なBluetoothポケットターミナルです。

コンパクトなボディに同クラスでは最高水準の処理能力(CPU:1GHz、メモリ:2GB)と最先端のバーコード読み取りアルゴリズムを搭載。 LinuxOSを搭載し、幅広い業務アプリケーションに適応が可能。 オペレータの操作ストレス軽減を徹底的に追求したデザインは、最小限の負担で長時間の運用を可能にします。

●ハンディターミナルを凌駕するスペック CPU:1GHz / メモリ:2GB
●Bluetoothでスマホ・タブレットと容易に連携
●1台のPCに7台同時接続可能。ローコストなシステム構築を実現します。
●LinuxOS搭載。ユーザーアプリ開発可能
●買ってすぐに業務に使える便利アプリ(バーコード照合/実績収集)が標準搭載

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