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『モダンホスピタルショー開催レポート』

Vol.135

 今年も医療分野では国内最大級となる「国際モダンホスピタルショー2016」が先月の13日~15日の3日間、東京ビックサイトで開催され、出展社数は300社を超え、開催日累計で8万人を超える来場者を記録し、医療分野の改善、進化への関心の高さを伺える展示会となりました。
 今号は、当展示会の開催レポートを紹介いたします。

今年のモダンホスピタルショー

 今年のモダンホスピタルショーは「健康・医療福祉の新時代へ~連携と地域包括ケアの充実を目指して~」をテーマとし、病院をはじめ、保健・医療・福祉分野における質の向上、充実に役立つ機器、製品、システム、サービスなどが幅広く展示され、最新情報の発信と展示を通じての情報交流の場となりました。
 中でも、今年のテーマでも掲げられている「地域包括ケア」をコンセプトにしたサービスやソリューションの提案が主体になって展示されており、また地方自治体のブースも例年より多く出展されていて、各自治体の地域包括ケアへの取り組みが重点的に紹介されておりました。

注目される地域包括ケア

 厚生労働省が掲げる地域包括ケア構想の背景にあるのは、日本は「諸外国に例のないスピード」で高齢化が進行しており、約800万人いる団塊の世代が75歳以上になる2025年以降、一層高まる医療や介護のニーズに対応できる環境作りが、急務とされています。
 地域包括ケアの目的は、高齢者が重度の要介護状態となっても住み慣れた地域で暮らし続けられるように、住まい・医療・介護・予防・生活支援を一体で提供することを目指しています。
 展示会場に於いては、環境を一体化して支援をする基盤として、個人⇔医療機関⇔自治体⇔企業の情報共有が必要となり、クラウドサービスの活用提案や事例などが、数多く目につきました。
 さらに、高齢者個人の体調状況をリモートで把握したり、高度認知症高齢者の識別など、まさにIoTの新時代を先取りする最新のアイデアが満載の展示会となっておりました。
 人型ロボットPepperくんの活躍も会場では多く見られ、人手不足を見込んだ近未来の看護・介護ロボットとの共存が不可欠な時代を予感させられました。

重要となる健康診断

 加速する高齢者社会に向けて「健康診断」が重要視されております。
 私たちが安心して暮らすための健康保険も、高齢者の増加と共に病人が増えると財政破たんの危機となります。そのため、病気にさせない社会作りとして健康診断の重要性が高まっております。

今年の注目

 当社は、皆さんが毎年受診している健康診断が、快適に効率的に受診できる様に、現場での受診者のスムーズな誘導、受診情報の取違いの撲滅など、作業全体を効率化する健診センター様向けのパッケージ・アプリケーション「健診ステーション」を開発・販売しています。
健診ステーションでは、ICカードやUHF帯タグなど、自動認識技術をフル活用して、人の労力や介在を極限まで少なくするシステムを目指しています。
 今年の展示会ではタブレットを活用した「エスコートナビ こまち」と「問診ステーション」を発表し、多くの来場者様にご好評をいただくことができました。
 特に「エスコートナビ こまち」は、健診センターの職員様の手元でセンター内全ての検査場所の混雑状況、待ち時間の予測が一目で分かるので、受診者を効率よくナビゲートできるシステムとなっています。その他に注目すべき特徴は、現在の運用を一切変える必要なく導入が可能で、上位システムとも連携する事で、受診者の個々の検査進捗状況も手元で随時確認することが出来ます。
 こまちの登場により当社の健診ステーションは、健康診断の現場で要求されるほぼ全ての業務を一元的に管理できる仕組みが整い、より快適でスムーズな健診に貢献できるようになりました。
 只今、無料でデモンストレーションにお伺いしておりますので、是非お気軽に当社営業担当まで、お問合せください。

技術情報誌 Flags(PDFデータ) 2016年8月号(827.87 KB)