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いよいよ開催!
『第17回自動認識総合展のみどころ』
Vol.124
今年も、来る9月16日からの3日間で自動認識総合展が東京ビックサイトで開催されます。今年は10月から交付されるマイナンバー制度やIoTなど社会動向に絡めた自動認識技術の活用など、例年の製品紹介主体からソリューションや活用提案にシフトした展示会となりそうです。
今月号は開催前に展示会のみどころをご紹介いたします。
>>第17回自動認識総合展出展報告
今年の自動認識総合展
第17回を迎える今年の自動認識総合展(以下自認展)のコンセプトは「Next stage of Auto-ID」と題し、自動認識技術をIoT時代のKeyテクノロジーと位置づけて開催いたします。
毎年好評の「BT Spice 自動認識セミナー」では、楽天様やウォールマート様を招いての「IEEE共同セッション」やアパレル、医療/医薬品、物流、農業、IoT、真贋判定での導入事例などの幅広い分野に向けてセミナーが用意されております。(申し込みは展示会公式サイトよりお申し込みください。)
また、例年は自認展への出展各社は、関連機器の見本市的な出店が目立ちましたが、各社の出展インタビューなどを見ると、展示会のコンセプトに合わせたソリューション提案を計画しているようですので、是非会場にお越しいただき、実際に、見て、聞いて、触ってお楽しみください。
注目の社会動向
やはり国内環境では施行間近のマイナンバー制度や世界中で注目されているIoT(Internet of Things)に絡めた自動認識の活用に注目が集まっているようです。
マイナンバー制度や偽造品に関しては、「個々の管理に対して、効率的な運用とセキュリティの両立を実現させる事と、適正な管理のための低コスト化の実現。」と言う難しい絶対条件を、自動認識技術を活用し、如何に工夫して、要求事項を満たしていくかが課題となります。
IoT、いわゆる、世の中に存在する様々な物体(モノ)に通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行い、リアルタイムに情報を把握できるシステムが求められています。ネット上にある膨大な情報(サイト)と人を紐付ける手段として、自動認識技術は、最早、社会で不可欠な存在になっています。
その他にも、社会現象となっているスマートフォンやタブレットと連携した自動認識ソリューションや、お財布携帯などで身近な近距離通信RFID「NFC(NearField Communication)」、長距離通信RFID「UHF」の活用事例もますます増えております。
今迄、国内の産業メーカーは、製造拠点を海外に移転するケースが多かったのですが、最近の円安傾向や現地の人件費高騰などにより、海外生産のコストメリットが薄くなり国内に製造拠点を戻す企業も増えています。国内生産が増えることで「MADE IN JAPAN」の製品を海外で流通させるために、偽造品が出回るケースが少なくなく、自動認識技術とソリューションを組み合わせた真贋判定やトレーサビリティの仕組みも引き続き注目されています。
今年の自認展の見方
例年通り様々な最新の自動認識機器が出品されるので、現在必要としている商品の現物や類似商品を目的に見学していただくのも勿論ですが、お客様が認識していない画期的な商品や使い方などは、餅は餅屋で出展社はいろんなノウハウを持っています。
今年は、「こんな業務で、こんな効果を出したいんだ。」、「こんな現場のミスを防止したいんだ。」、「こんなチョコ停をなくしたいんだ。」など、自動認識のプロにご提案頂くと全く違うアイデアや商品を紹介してくれますので、見て回る見学だけでは無く、様々な会社に相談できる絶好の機会として、ご利用頂くことをお奨め致します。
当社ブースのご紹介
今年のMTSブースは、自認展入口と併設展示会の相互入場口が交差する場所に設営されています。
どちらの入り口からも当社の看板が一番大きく見えます。
また、今年は思い切ったチャレンジをします。来場頂いたお客様のニーズに合った自動認識ソリューションを見つけていただけるようにパネル展示の代わりに全て大型サイネージを壁面に取り付けて、ゾーン毎に多種多様な自動認識機器やソリューションをご紹介いたしますのでご期待ください。
当社の出展は、来場のお客様が目的とする自動認識のカテゴリをすぐに見つけられるように目的別にゾーンを設けており、代表的なゾーンは次の通りです。
1.UHFゾーンでは、目に見えないUHFの電波を身近に感じていただき、UHFのメリットを体感していただく為に、コンベアを用意して目の前で一括読みをご覧いただける実演デモや、離れた位置にあるワークを認識するデモを用意しております。
2.画像・文字認識ゾーンでは、2次元コードスキャナに文字認識や2次元バーコード印字品質検査などの画像処理をオールインワンにした新製品を出品いたします。
自動車部品や電子部品などの付加価値製品の製造現場では、2次元コードのダイレクトマーキングが一般的となってきており、読み取り難易度が高いダイレクトマーキングに対する最新アルゴリズムの読み取り能力をご覧いただけます。
3.NFCゾーンでは、NFCリーダライタにLinuxOSを搭載して自立型で動作可能な新製品を出品いたします。
その他にも、パソコンのUSBに接続するだけでNFCカードが読み取り可能なHID対応の新製品や、現場の省スペースに最適なNFC一体型タッチパネル端末など、様々な現場の意見から設計された新製品を多数出品いたします。
4.マースウインテックゾーンでは、NFCリーダライタの組込みモジュールや紙幣やコインの真贋判定機(中国紙幣の識別機もご相談ください)、2020年の東京オリンピックに向けて来日される外国人観光客へのサービスとして再びKIOSK端末に注目が集まっています。ウインテックゾーンでは多機能KIOSK端末も出品いたします。
当社では、事前にご相談のご予約を頂いたお客様には、その場で最適なソリューションをご提案します。バリエーション豊富な当社製品を取り揃えてお待ちしています。展示会詳細は、当社営業担当までお気軽にお声掛けください。
>>第17回自動認識総合展出展報告
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