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『自動認識総合展&国際物流総合展 出展レポート』

Vol.113

 去る9月に東京ビックサイトで開催された「第16回 自動認識総合展」は、例年を上回る沢山のご来場者をお迎えし、盛況のうちに終了となりました。今年は2年に1度の開催となるアジア最大の「第11回 国際物流総合展」の開催と重なり、東京ビックサイトの東ホール全館を埋め尽くした盛大な展示会となりました。
 今月号は、自動認識の視点から両展示会の出展レポートをお届けします。

今年のトレンド


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 9月9日(火)から四日間の日程で始まった国際物流総合展では、アジア最大の物流・ロジスティクスの総合展であるだけに、最新の自動倉庫、仕分けソーター、フォークリフト、パレタイズロボットなどの実物が展示されており、性能紹介や導入効果の実演デモは各社其々圧巻のインパクトがありました。
 翌日10 日(水)からは、自動認識総合展が同時開催されたこともあり、一気に盛況さが増してきました。
 自動認識の視点から全体の展示会を見回すと、両展示会とも共通して「音声認識」、「画像認識処理」、「UHF 帯RFID」、「NFC ソリューション」、「Android端末」関連の新製品が各社ブースの前面に並べられ、各社の新技術をアピールしており、来場者の注目を集めておりました。

音声認識

 音声認識技術は、ピッキングや検品作業に向けた実演デモが盛んに実施されており、音声認識率も大幅に向上したことから、実用レベルにようやく達してきたのではないかと感じました。 
また、バーコードスキャナやRFIDリーダーもウェアラブル端末と組み合わせることにより、完全なハンズフリーを目指すソリューションやメガネの裏側で情報が確認できるスカウターなど、SF 映画の主人公が使っていたアイテムも現実の世界となってきました。

画像認識処理


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 2次元コードスキャナは標準でカメラを搭載してコードを読み取っているので、通常のカメラと同様に画像も撮影することが可能です。近年の2 次元コードスキャナは、カメラの高解像度化はもちろん、処理スピードの向上やメモリ容量の増加により、2 次元コードを読み取る以外にも、様々な画像認識処理ができる様になってきています。
 画像認識と言えばOCR/OCV(文字認識)の需要が一番多いのですが、ハンディターミナル単体や高速搬送用の固定式スキャナなどにも同様の技術が搭載されています。バーコード情報の付加情報として“消費日付”、“ロット番号”、“製造記号”、“証券番号”などの文字情報を収集する多くの現場の要求に応えています。
 当社の物流展ブースには、実際にコンベアを持ち込み、高速搬送される段ボールに貼られたラベルに表示されたバーコードと“文字”を同時に読み取る固定式2次元コードスキャナを参考出展したところ、多くの来場者にご好評を頂くことが出来ました。(写真上参照)
→文字認識 2次元コード スキャナ(開発中新製品)紹介PDFダウンロード(簡単なアンケートにお答えください。)

UHF帯RFID


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 UHF帯RFID関連技術の注目度は、昨年に引き続き、全く衰えを感じませんでした。
 中でもUHF帯の特徴である“ 一括読み取り”の利便性を主流にしたハンディターミナルの出展が目立ち、各社は、ハンガーラックに吊られた大量の衣類を、一括で読み取る実演デモを、頻繁に見かけることができました。
 来場者の中からは、たまたま同じようなデモ方法が重なった会場を見渡して、「いつの間にアパレル業界向けの展示会になっちゃったの?」と、冗談をおっしゃられる声も聞こえてきました。
 当社はUHF帯ソリューションとして、2014年度自動認識システム大賞 特別賞を受賞した「UHF 帯を活用した不適切駐輪管理システム“ICycle”」をセミナーコーナーでプレゼンし反響を呼び、当社ブースでの実演デモと併せて、多くの注目を頂きました。 
 物流展では、UHF 帯なのに目の前のタグだけを切り出して読み取り可能としたUHF帯固定式リーダーを出展し、さらに、1台の固定式リーダで、流れる段ボールのいずれかの面に貼られたUHFタグの読み取りを実現した“RoundWaveSystem”など、今までに無い当社ならではの電波特性のノウハウを生かした技術発表製品の実演デモを行いました。

NFC ソリューション


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 身近なNFCソリューションとして、お財布携帯やSuicaなどは有名ですが、個人を認証したり、Bluetoothなどの無線をワンタッチで接続したりと世界中の消費者サービスの活用場面で、新しいソリューションが次々と生れてきています。
 当社では、都内外資系ホテル様でご導入いただいたNFCを活用した「食券発行システム」や、物流倉庫や製造現場で人の管理を見える化する「作業実績収集システム WMステーションfor NFC」などの導入事例をメインに据え、NFCリーダーライタの製品展示のみに留まらず、実際の現場ですぐに活用いただける体感コーナーとしてご案内させて頂きました。

最後に

 展示会開催期間中に、当社ブースにご来場頂きました読者の皆様には、この紙面を借りて、御礼申し上げます。
 残念ながら展示会にご来場頂けなかった皆様には、新製品、参考出展、ソリューションの資料だけでなく、各社のご事情に合わせたデモの個別開催や、貸出機材などもご用意しておりますので、お気軽に当社営業担当までお声掛けください。
 また、当社はお客様のお役に立つ新製品、サービスを作り続ける事を企業理念としております。
 お客様が抱える自動認識技術に関するご要望、ご相談、お悩みなど、いつでもお気軽にお問い合わせください。

>>第16回自動認識総合展(AUTOID & COMMUNICATION EXPO 2014)出展報告はこちら
>>国際物流総合展2014(LOGIS-TECH TOKYO 2014)出展報告はこちら

技術情報誌 Flags(PDFデータ) 2014年10月号(744.02 KB)