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『現場の声で進化した作業実績収集システム「WMステーション for NFC」のご紹介(前編)』

Vol.99

当然のように日々集計している作業現場での実績データですが、収集のされ方、正確性、リアルタイム性など、実際の現状をご存知でしょうか? 実績が収集された後のシステム化については進んでいても、経営の源流となる製造現場を覗いてみると、実績に関しては手書きの日報などを人海戦術で集計している現場が、まだまだ多く見受けられます。 今号では、「誰が」「どこで」「どの作業を」「いつから」「いつまで」といった情報を、手間をかけずにリアルタイムに把握することができる作業実績収集システム「WMステーション for NFC」をご紹介いたします。 >>「WMステーション for NFC」紹介はこちら

手書きの工数管理


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多くの製造メーカーで導入が進んでいる生産管理システムや情報横断型ソフトによる高価な統合システムを採用している企業様であっても、その製造メーカーの原点といえる作業現場において、未だに手書きでの工数管理を実施しているといった現状が多く見られます。
 手書きでの工数管理は、水面下で経営戦略を見誤らせる重大な問題に発展する要因を抱えております。
 実際にこのダメージが進行していても表面化しないことが多くあります。見た目の情報収集作業は、適正に集約され上手く運用できているものだという誤解を招き、原因の病巣を摘出せずに改善が遅れて、企業体力を鈍らせていることになっているのに気付かないまま放置されていることになります。
 ダメージの理由として、図1に示すような問題とそれに起因する事象が結果として企業体力の弱体化を招いているのです。
 これらの問題行動の1つ1つは、極めて小さな問題であるため、改善が後回しにされたり見逃されてしまっています。
 1 つの事象としての実績の誤差はわずかであっても、工場全体や一定期間の積み重ねで非常に大きな誤差となり、企業の体力を奪われることになるのです。
 そのまま気づかずに問題を抱え続け、この曖昧な実績データを源流として、誤った情報が生産管理システムや経営戦略を担う基幹システムにインプットされ続けていたらどうなるのでしょうか?

工数実績の収集に特化したシステム


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さて前述のとおり、本当に正しいと思い込んでいる工数実績が信頼できるものでなかったり、いつの時点の実績データなのかをタイムリーに分析できる機能がなかったら、「誰が」「どこで」「どの作業を」「いつからいつまで」実行したかが判らない状態の管理しかできていないなら…現場で今何が起きていて、製造工程でどのような無駄な経費がかさんでいるか、など把握するのは難しいでしょう。
 いざ、こうした問題を改善するよう指示を受けた担当者が、システムイメージを掴めない状態のままで、“実績収集システム” を探し、数多くの該当システムの中から自社の状態に適したシステム導入を検討しても、スケジューラや部材受払い管理、工程管理、トレーサビリティなど、既存の生産管理システムと機能が重複していたりと、中々思い通りのシステムに巡りあうことは難しく、限界があるようです。
実際に当社のお客様の中にも、従業員の作業実績についてのみ、システム化を検討したいと考えていた中小規模の現場にて、従来のものは少しオーバースペック・オーバーコストであったという理由で、導入を諦めていた言う声を耳にしていました。
 「まずは単純に実績の収集システムを安価で導入したい」というご要望も当社へ多く寄せられております。こうしたお客様のご要望にお応えして、このたび当社は、『WM ステーション for NFC』をリリースしました。
 現場の工数実績収集に特化した機能だけをパッケージ化する事によりコストを大幅に抑え、中小規模の現場や外部倉庫などへの導入が容易になりました。
また、機能を特化した事により、現場作業者の操作性を最大限に考慮した、“ 誰でも簡単オペレーション” のコンセプトを実現しています。
 既に生産管理システムを導入されている大規模の現場であっても、工数実績の収集に機能を特化しているので、機能の重複やデータの二重管理の心配は無く、既存システムのサブシステムとして正確かつ鮮度の高い現場の実績データを提供いたします。

カスタマーニーズの追求


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『WM ステーション for NFC』は、カスタマイズ対応が可能なパッケージとなっておりますので、導入後に“ 収集する項目を追加したい”、“ 他の業務へも展開したい” などのご要望にもお応えできます。
 また、注目のNFC (Near Field Communication)を採用していますので、既存の資産が有効に活用できます。
 NFC は非接触近接通信の国際規格であり、利用者に対して“ 便利”、“ スピーディ”、“ 簡単操作” で様々なサービス提供に発展しています。
 身近な所では、おサイフケータイでの買い物や、Suica やICOCA などの交通系IC カードなど非接触通信を利用した便利なサービスが数多く普及しています。
 WM ステーションではIC カード作業員証を用意していますが、従業員が所有するおサイフケータイやSuicaなどをIC カード作業員証として登録することも可能です。
 パートさんやアルバイトさんなど、雇用期間が不透明な従業員を多く採用しているお客様のご要望にも対応しています。
 次回は、『WM ステーション for NFC』について具体的な導入効果や簡単オペレーションについてお知らせいたします。
>>後編へ続く
 
なお製品の詳細については、当社営業担当までお気軽にお問い合わせください。
 自動認識システムの総合メーカーとしてお客様にお役立ちいただく製品・商品を多数取り揃えて、ベスト・ソリューションのご提供を致します。

>>WMステーション for NFCに関するお問い合わせはこちらからどうぞ

技術情報誌 Flags(PDFデータ) 2013年8月号(546.08 KB)