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『身近なところから手軽に改善!!多様な照合システム』

Vol.76

数あるバーコードシステムの中でも最も広く使われているのが「照合システム」です。バーコード照合システムはその名の通り“バーコードを活用して物と物を照し合せて確認する仕組み”を言い、単純な仕組みですが無くてはならない非常に重要なシステムです。 今号では業種や作業に合せて、様々な形で活用されている「照合システム」についてご紹介します。

照合システムって?

「照合システムなんて導入していないよ!」と言われる現場もありますが、一般的に照合システムは名前を変えて色々なバーコード活用の基本システムとして広く普及しています。

例えば、製造現場では“入荷検品”、“異品種チェック”、“セットミス防止”、“誤出荷防止”、医療業界では“誤投薬防止”、“調合ミス防止”など、すでに読者の皆様の中にも馴染み深いものがあると思います。

これらのシステムが共通で求める導入効果は、「物と物」「指示と物」「人と物」の突き合せが正しく処理され、間違った物を流さない仕組みを作る事であり、この“突き合せ”がまさしく『照合』という目的を産み出しているのです。

いろいろな照合システム

実際のバーコード照合システムを活用する仕組みと場面を簡単にご紹介しましょう。一番シンプルな「1対1照合」は、事前にマスタとなる値を指定しておいて、対象となる現物のバーコードを読み込んで、マスタ指定された値と同一か否かを判定し確認する仕組みです。生産ラインや出荷ラインなど、一定期間、同じ製品が流れるラインで多く導入されており、ライン脇に固定式バーコードリーダを設置して、流れてくる製品バーコードで異品種チェックを行っています。

次に「マスタ照合」ですが、入荷検品や誤投入防止などで導入されている仕組みです。事前に入荷予定データをマスタとして用意して、入荷した現品バーコードを読み込んで、入荷予定データ内に存在するか否かを照合します。

セットミス防止や誤投薬防止などには、「3点照合」と言われる照合システムの応用版が活用され、“指示”/“対象(人)”/“物(薬)”の3点を照合して現場のミスを防止しています。

運用に合せたハード構成

現場の運用によって導入するハードウェア構成も様々です。「1対1照合」は自動化ラインで多く導入されているので、固定式のバーコードリーダを用いて自動でバーコードを読み込み、マスタ値と照合して異品種の選り分けをしています。

マスタ値は固定式バーコードリーダの上位ホストになるPLC(プログラマブルロジックコントローラ)やパソコンなどに接続して判定する場合が多くなります。 東研のバーコードリーダはほとんどの機種でバーコードリーダ本体にマスタ値を直接登録する事ができるので、上位ホストを用意する必要が無く、単純照合であればハード構成上で大きなコストダウンが実現可能になります。

「マスタ照合」や「3点照合」は“人”による作業が多くなるので、バーコードリーダ一体型のハンディターミナルを導入することになります。マスタデータは事前にハンディターミナルにダウンロードしておき、商品のバーコードを読み込むと照合結果が瞬時に画面に表示されるので、作業者は、現場の何処に居ても正確な照合作業を効率良く行うことができます。

また、無線LANを利用すれば、マスタデータの更新や作業実績が上位ホストとリアルタイムに連動し、情報管理の効率化も図ることができます。入荷検品作業などで出来るだけ両手を自由な状態にして作業したい場合には、コンビニエンス・ストアなどのレジで良く見かける「かざし読みスキャナ」を導入して、作業を高速化させている現場もあります。

自動化ラインに最適なバーコード照合機

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自動化ラインでも複数の商品が混在して流れてくる場合」や、「照合結果を元にラインを制御したい。」など、照合処理から派生する様々な付加機能の要望が寄せられています。次にご紹介する「バーコード照合機 MVS-DN」は照合処理で求められる全ての機能を備えております。

また、接続できるバーコードスキャナの種類も豊富で2次元コードスキャナ、ハンドスキャナ、高速スキャナなど、様々な生産ラインでも対応が可能となっております。バーコードシステムに関連するご相談・ご質問は、当社営業担当までお気軽にお問合せください。

技術情報誌 Flags(PDFデータ) icon_pdf_big.gif2011年9月(1.25 MB)

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