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『失敗しないフォーク端末の導入Ⅱ(前編)』

Vol.66

フォークリフトと言えば、貨物を取り扱う現場では、必要不可欠なものです。現場は広範囲になるケースが多く、ドライバーと指示者との的確な連携が強く求められています。 今号は、作業の効率化から登場したフォークリフト端末についてご紹介します。

貨物がある所、フォークリフトあり


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フォークリフトは、パレット積みされた荷物や港湾・鉄道・航空などの貨物コンテナなどの重量物を縦横無尽に移動させる道具 として馴染みの深いものです。 フォークリフトの車種、形状、用途なども種々まちまちにそれぞれの現場で必要不可欠なものとなり活用されています。 概ね現場は広範囲にわたる場合が多く、作業現場の環境は、粉塵、砂塵、温度、天候など過酷な環境に晒される場合が多いものです。

現場が、たとえ劣悪な環境であっても、安全・安心を第一にした作業活動を継続しなければならない上に、 フォークリフトを利用した作業効率の向上も維持していかなければなりません。

そこで登場したのが、フォークリフトのドライバーと現場の管理責任者との間で、的確な指示命令の交信を可能にした無線通信技術搭載のフォークリフト端末の採用となったのです。

フォークリフト端末とは


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フォークリフト端末とは一昔前までは荷物をどの様に取り扱うか、その都度指示書をフォークリフトのドライバーに渡して、 ドライバーは目視で確認しながら指示書に従い荷物を運搬し、運搬記録を指示書に記入しながら作業を続けていました。

一日の荷物の出し入れが朝の始業時に確定し、変更や追加がほとんどない業務であれば 指示書による作業でも大きな混乱はありませんが、最近の現場では常に新たな入出庫指示が要求され、 一旦出された指示に対しての変更も加わり作業は複雑化する一方です。 作業効率を日常的に向上させ、その上的確に維持させることが困難な状態となってきました。

 フォークリフトのドライバーと現場の管理責任者との疎通をどのようにして向上させるかが、現場の悩みでした。 単に無線機だけの交信では、伝える側、受ける側のミスを防ぐ所までは解決しません。 指示書の様に的確に作業を進めるためにも双方の疎通の確実性を上げて行かなければなりません。

この様な状況で効果を発揮するために導入されたのが無線LAN搭載のパネルコンピュータなのです。

パネルコンピュータでの作業は、これまでにも紹介してきたバーコードや2次元コードによるハンディターミナルを 活用した在庫管理システムなどとほぼ同様のシステムで対応可能となります。

管理事務所にいる現場責任者から必要な指示を受けた時、ドライバーは現場でその車載モニターを見ながら、 作業指示に対する確認をタッチ式パネルで応答することができます。 また、ロングレンジ・スキャナーの組み合わせで、運転席を降りることなく座ったままで荷物に張られたバーコードや2次元コードを読み取り、 モニターで集計し、現場の報告を本部へ送信することが出来ます。

こうした作業により、スピーディに正確に作業効率を上げ、安全第一に対応することが容易なりました。

MTSの新製品フォーク端末は


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さて、フォークリフトに直に搭載する端末は、事務所や工場、あるいはモバイルのパソコンと同じ機能を揃えています。

しかし、決定的に違うことは、フォークリフトという過酷な現場で耐用する条件を解消するという課題がありました。

この度、当社では各方面から寄せられた問題点を解決し、お客様が導入に失敗しないための対策をまとめ、 安定した情報管理ツールとしてご利用いただけるフォークリフト端末(TCP-04 Fork)を完成させました。

当社の新製品TCP-04_Forkは、Window’s CEを搭載したSS無線端末です。

当社では、単なるハードウェアを供給するだけでなく、フォークリフト端末の導入後の運用までをトータルで考慮した新たなフォーク端末の提供を開始しました。

これを機にフォーク端末の切り替え、追加導入、新規導入検討等ありましたらお気軽に当社営業担当までお問い合わせください。

次号は、フォーク端末を安定して利用させるために、考慮しなければならない障害対策を中心にお知らせいたします。

技術情報誌 Flags(PDFデータ) 2010年10月号()

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