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流通市場に印字不良製品を出荷させない!
『簡単&安価な簡易JAN&QRチェッカー』

Vol.65

JANコード、QRコードの印字品質の検査でお困りではありませんか? 今月はバーコード印字品質の検証と検査について解説しながら、ありそうで無かった“簡易バーコード・チェッカー”をご紹介いたします。

検証機の全盛期


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JANコード(商品バーコード)は、流通するあらゆるモノに印刷されており、 今ではJANコードの表示がなければ一般市場での流通は困難であるという世界共通の仕組みが完成しています。 また、JANコードが印刷されていたとしても、小売店のPOSレジで読み取りが出来なければ、製品自体の品質に何ら問題がなくても全て返品となってしまうリスクもあります。

JANコードが普及し始めた当初はJANコード自体の規格の認識が間違っていたり、 規格で求める印字精度や色の付いたパッケージに直接JANコードを印刷してしまうなどの運用ミスから、 市場へ流通した後レジでバーコードが読めない事態になり、バーコードの内容を人がいちいち手で入力する羽目になり、 レジにはお客さんが長蛇の列となってクレームとなるなどの問題が多く発生していました。 その様な事態を防ぐために、印刷メーカーは高価なバーコード検証機を購入して印字品質を確認してから出荷する事が必須となり、 バーコード検証機が大量に販売された全盛期でもありました。
 一方、当時のバーコード検証機は高価な上、検証項目や操作方法も厳密であるため、生産現場への導入や運用が難しいという難点がありました。

時代が過ぎてJANコードの規格に対する認識が浸透し、印刷技術が向上すると共に、「JANコードは最上級の印字品質を求める必要はなく、 流通現場で使用されている一般的なバーコードリーダで読み取りが出来れば良いのである。」と言う見解が広がり、「検証機に頼る厳密性は不要」と言う理由で、 検証機のマーケットは縮小し始めました。

求められる簡易検証機


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 今日では、印刷技術の向上とバーコードリーダの読み取り性能の向上により、前述のとおりのJANコードが読み取れないような事態は非常に少なくなってきています。 それでも印刷機の状態や素材とインクの相性、更には温度や湿度の環境状態などの影響により印字品質が微妙に変化してしまい、 バーコードの印字不良が発生する事は現在でも稀にあります。 
そのため、“検証機の厳密性は要らないが、 市場に流通しても問題なく読めるかを簡単にチェックしたい!”、 “生産しているその場でチェックしたいので安価で台数を多く導入したい!”と言うニーズが製品パッケージの印刷現場を中心に広がってきています。  そこで、一部の企業では安価な汎用バーコードリーダを購入し、JANコードの印字読み取りチェック用として代用する所もありますが、 読めた結果に対して何の根拠も無く、読取可否の原因も使用したバーコードリーダの性能以外の理由が無いために、検査履歴の証明とするには心許無い状況です。  せめて最低限の基準を得られるバーコードの簡易検証機の要求が高まってきています。

現代版バーコードチェッカーを開発


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 東研では製罐メーカーをはじめ、印刷メーカー、容器メーカー、製紙メーカーなど流通製品に関連する印刷を行っている企業様に独自調査をした結果、 JANコードの印字品質に関して各社より下記要望を頂きました。

「抜き取り検査で高価な検証機は必要ないが最低限の印字品質を検査したい!その上、結果の根拠が欲しい!」
「現場の作業者が簡単に操作できる検査装置が欲しい!」
「検査結果は履歴として自動で残しておきたい!」
「QRコードも簡単に検査したい!」

これらの要望を基に、現在のニーズに合わせた『JAN&QRチェッカー』を開発しました。

当製品についてのご質問、お見積りなどのお問い合わせは、当社営業担当まで、お気軽にお問い合わせください。

技術情報誌 Flags(PDFデータ) 2010年9月号(1.17 MB)

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