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『食の安全を守る自動認識システム『その2』~入荷検品編』

Vol.48

食の安全を守る自動認識システムの構築では、何より「入り口」が重要なポイントになります。 今号ではその後の工程における事故防止に大きく影響する原材料の入荷検品にスポットを当てて、食の安全を守るポイントを紹介しつつ、具体的な事例をご紹介します。

入荷検品は安全を守る関所


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入荷検品で最も重要な目的は、発注情報と納品された原材料との照合です。工程全体の入り口である入荷検品の段階では、発注された原材料が間違えなく納品されたかどうかを正確・迅速に検品するかがポイントになります。
従来の目視による検品では発注済みの原材料のリストをプリントアウトし、指さしで確認、リストの消し込みを行っていました。このようなやり方で製造工程に払い出される膨大な点数の原材料を検品していたのでは、正確さを期すには時間がかかり、迅速に処理しようとすれば検品ミスが起こる可能性が増えてしまいます。
この段階でのミスは、食品加工においては大きな事故に繁がりかねません。入荷するすべての原材料にバーコードや2次元コードを貼ることは作業者にとっては少なくない負担になりますが、特に食の安全を守る目的では、あとに続く工程でのミス防止の仕組みをこの段階に組み込み、まず原材料の安全を確保することが重要になります。
次にご紹介する「原材料ラベル発行システム」は、検品作業時に製造事故防止の準備作業を効率的に組み入れることができるシステムになっています。

(具体的な事例は下記の改善例をご覧下さい)

事故を未然に防ぐ原材料ラベル発行システム


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入荷検品以降の工程で「作業効率の向上」と「製造事故の防止」の仕組みを構築するためには、管理対象となるすべての入荷原材料にバーコードや2次元コードを含んだ「原材料ラベル」を貼付けることが必須になります。納入業者によって原材料すべてに原材料ラベルが貼られていることが理想ですが、すべての納入業者に協力してもらうのは現実的に困難です。
他分野のメーカーでは、納入業者にラベル発行のためのプリンターとソフトを配布した例もありますが、現在のような経済状況ではそのような対応が取れる企業は限られてしまいます。従って、現在は一部または全部の原材料に対して「原材料ラベル」を貼り付ける仕組みを自社で用意し、ラベルの貼り付けを行い、同時に協力してもらえる納入業者を増やしていくという進め方が一般的になっています。 また、この段階で原材料の素性を登録することで、情報のトレースにも対応できるようになります。
原料ラベル(図版参照)には「原材料コード」、「容量」、「ロット番号」、「賞味期限」、「入荷日」、「発注番号」などを文字と2次元コードの両方で印字します。原材料を使用するときには2次元コードを読み取るだけ原材料の素性が確認できます。2次元コードが印字された作業手順書などがあれば、手順書と原材料ラベルの両方をデータ上で照合することができます。このような手法であれば、2次元コードを読み取るだけで誤った作業を未然に防止する仕組みを実現させることも可能になります。

●入荷検品システムによる改善事例

従来、目視で行われていた検品作業を、ハンディターミナルを利用して行います。画面に入荷情報(発注情報)を一覧で表示し、表示された情報と入荷原材料に誤りがないかどうかを確認し、ハンディターミナルの操作で消し込みを行います。
消し込み時に「賞味期限」や「ロット番号」を入力し、製造工程での賞味期限チェックや製造ロットのトレースを可能にします。

技術情報誌 Flags(PDFデータ) 2009年4月号(1.16 MB)

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