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「月刊自動認識」(日本工業出版) 2016年12月号 2次元コードスキャナ搭載インテリジェント・データコレクタ 「MID-100」

※以下、上記媒体掲載記事から抜粋しております。

はじめに

 物流、運輸、流通、検針業務、医療機関などでコンパクトなバーコード入力端末の需要が急速に拡大している。  IoT時代に先駆けてパソコンはもちろん、タブレットやAndroid端末に容易に接続可能な手のひらサイズの2次元バーコードリーダ搭載のBluetoothデータコレクタを開発した。  コンパクトなボディに同クラスでは最高水準の処理能力(CPU:1GHz、メモリ:1.8GB)と最先端のバーコード読み取りアルゴリズムを搭載しており、「ハンディターミナル」でもない、「データコレクタ」でもない、新たなカテゴリとなるモバイル端末である。

ハンディターミナルの存在

 バーコード一体型のハンディターミナルは、今やさまざまな現場で、幅広い用途で利用されている。  当社でも長年、ハンディターミナルを使用した在庫管理、検品、生産管理、資産管理、点検管理などのシステムを数多く導入してきた。  ハンディターミナルがここまで様々な業務で活用されてきたのは、やはり管理する対象物があるその場でデータ入力がリアルタイムで行えて、作業指示やマスタデータも事務所に戻らなくても現場にいながらリモートで受信できることにある。  そして、ハンディターミナルは様々な現場の作業に対応するために、パソコンと同等のアプリケーションを動作させるスペックに進化してきた。  多品種少量、コスト削減のために徹底した効率化、そして、企業戦略でもあるトレーサビリティを実現させるハンディターミナルが不可欠な存在となった。

モバイルニーズの進化

一世を風靡してきたハンディターミナルだが、近年ではスマートフォンやAndroid端末、タブレット端末が産業界でも導入されるケースが増えてきた。  普段使用しているスマートフォンと同様に直感的に操作が行え、グラフィカルで見やすい液晶表示によって、初心者や高齢者、外国人労働者も簡単に操作できるメリットと、市販品と同様の部品を多く使用できることもあり、コストが安いというメリットも注目されてきた一因である。

データコレクタの登場

では、バーコードの読み取りはどうするのか?タブレット端末の背面についているカメラで大量のバーコードを読み取るのか?それでは作業効率が悪すぎる。
 そこで登場したのが「データコレクタ」である。バーコードを読ませることだけに特化した単機能、低コスト、そして超コンパクトなモバイルスキャナである。
 バーコードを読み取ったら上位ホストとなるAndroid端末やパソコンにBluetooth接続でデータを送信させる機能だけをもたせたスキャナであり、読み取ったバーコードの確認や数量や回数、重量などの 付加情報の入力は、全て上位ホストで確認、入力する必要があり、データコレクタ本体には表示も数字キーも一切存在しない。
 小型化と徹底した部品削減でコストを重視したのがデータコレクタで、現在、確実に市場を伸ばしている新興勢力のカテゴリである。

モバイルスキャナの新たなカテゴリ

 ユーザーがモバイルスキャナを検討するときに「ハンディターミナル」か「データコレクタ」の2つの選択肢だけであったが、モバイルスキャナを必要とする市場からは、“必要性はわかっているが導入に踏み切れない”という意見も多くあった。
 原因を分析してみると、それぞれで大きく2つの理由が浮き彫りになってきた。

(1)ハンディターミナルでは
①高価すぎて、現場担当者毎に携帯させることができない。
②照合や単純な実績入力だけがしたいのにハンディターミナルではオーバースペック。
(2)データコレクタでは
①手元でちょっとしたデータの確認も行えず、バーコードに付随する情報の入力が行えない。
②常にデータコレクタとは別にPDA端末やタブレットを持ち歩き、操作しなければならず、両手がふさがるのも作業性を悪くしてしまう。
 これらの阻害要因がクリアするためにはどのような製品開発が必要かを徹底的に研究した。
 結果、ハンディターミナルのインテリジェント性を持たせながら、データコレクタのコンパクト性と低価格メリットを兼ね備えた「インテリジェント・データコレクタ MID-100」が完成した。
 簡単に説明すると、ハンディターミナルとデータコレクタの中間ニーズに対応したモバイル機器の新たなカテゴリ製品となる。

特長

オペレータの操作ストレス軽減を徹底的に追求したデザインは、最小限の負担で長時間の運用が可能である。更に、落下や振動、ホコリ、防滴性も考慮された高い耐環境性能により、ヘビーな運用にも十分に耐えられる製品に仕上がっている。
①筐体サイズは130×47×30mmと手のひらサイズのコンパクト設計。
②高性能ハンディターミナルにも優る「1GHz」の高速プロセッサ搭載。
③どんなマスタデータでも余裕で保存できる「1.8GB」の大容量のユーザーメモリ搭載。
④128×128dotの液晶搭載。
⑤ファンクションキー付きの数字キーを搭載。
⑥ハンディターミナル同様にユーザーアプリケーションが自由に開発可能。
⑦オペレータの手首に優しい「スキャン角度60度」の斜め読み仕様。
⑧運用環境が厳しい現場でも耐えられる「防塵、防滴、落下」仕様。
⑨通信インタフェースは世界的に汎用的なBluetooth。
⑩徹底したコストダウンを実現。
 その他にも、キーサイズやキー間隔、ホールド感、落下防止対策など、現場の声を採用したこだわりの特長が詰まった、モバイルスキャナの新カテゴリを担う製品に仕上がっている。

スキャナアプリケーション開発環境

・OS:Ubuntu 14.04 LTS 日本語版
・使用言語:Qt 5.5(C++)
・QT統合開発環境:Qt Creator 3.4.2

おわりに

 私たちはハンディターミナルやデータコレクタを否定しているわけではなく、新カテゴリの端末をゴリ押ししようとしている訳でもない。
 今後もユーザーの運用に合ったハードウェアとソリューションを「自動認識システムのプロフェッショナル」としてユーザー毎に最も適した提案をしていくことを使命と考えている。
 ただ、自動認識技術、バーコードスキャナは日々進歩しているので、ユーザーがハードウェアの選択に頭を悩ませるのではなく、現場の課題と現状をお伝えいただき、自動認識のコーディネートはその道のプロフェッショナルにお任せいただきたい。
 詳しい製品情報はこちら(QRコード)を参照いただきたい。

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製品詳細へ

MID-100は手のひらサイズでプログラミング可能なBluetoothポケットターミナルです。

コンパクトなボディに同クラスでは最高水準の処理能力(CPU:1GHz、メモリ:2GB)と最先端のバーコード読み取りアルゴリズムを搭載。 LinuxOSを搭載し、幅広い業務アプリケーションに適応が可能。 オペレータの操作ストレス軽減を徹底的に追求したデザインは、最小限の負担で長時間の運用を可能にします。

●ハンディターミナルを凌駕するスペック CPU:1GHz / メモリ:2GB
●Bluetoothでスマホ・タブレットと容易に連携
●1台のPCに7台同時接続可能。ローコストなシステム構築を実現します。
●LinuxOS搭載。ユーザーアプリ開発可能
●買ってすぐに業務に使える便利アプリ(バーコード照合/実績収集)が標準搭載
●さらに多様な照合パターンに対応したパッケージソフト(※オプション)をご用意
●「マスタ照合」アプリ(※オプション)をご用意 ●ESD対応モデルをご用意

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