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月刊自動認識(日本工業出版株式会社) 2008年8月号  「プリンタとICカードリーダライタを内蔵した多機能端末」

※以下、上記媒体掲載記事から抜粋しております。

はじめに

(株)マーステクノサイエンスは、RFID関連機器メーカーであり、またそれらを応用したRFIDソリューションのソフトウェアベンダーでもある。この度、当社のRFIDリーダライタを装備した業務用コンピュータ製品に、新機種が加わった。LinuxをOSとするコンピュータに、タッチパネル液晶ディスプレイと、RFIDリーダライタ、それに小型サーマルプリンタを搭載した一体型マルチ端末。それがMTR-120Pである。

開発の背景

MTR-120P開発のメインコンセプトは、RFIDのCRMへの適応である。そのためRFIDリーダライタ部分には、当社では初めてのFeliCaカード対応を施した。もちろん従来からのmifareカードも併用できる。


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非接触ICカードは、従来のセキュリティ用途の社員証やハウスカードの利用から、交通系や決済系、さらに、おサイフケータイの急激な普及によって、広く所持されるものとなった。とくに都市部青年層だけをピックアップすると、ほとんどの人が何らかの形で非接触ICを所持していることになっている。これをCRMに利用しない手はない。これまではハウスカードの発行に関わるコストや手間などで、導入に二の足を踏んでいた事業者や、ソリューションシステムベンダーも、こぞって非接触ICカードを取り入れるようになってきた。
流通業界をはじめ、アミューズメント業界やサービス業界など、様々な場面で、顧客サービスと集客を目的に、ポイント付与サービスが展開されている。このポイントサービスの会員カードに非接触ICカードが採用されることも多くなり、またオリジナルのハウスカードの代わりにおサイフケータイを用いるサービスも登場している。
このようなサービスにはPOSに外部接続されたカードリーダを用いられることが多いが、新たなサービスのためにPOSソフトウェアの改造が必要であったり、既存のネットワークに接続して通信しなくてはならなかったりと、解決しなくてはならない課題も出てくる。またデパートのテナントやイベント会場などの小規模な店舗では、POSそのものの設置が困難である場合もある。そんなシチュエーションに小ぶりなボディに機能を凝縮したMTR-120Pが活躍する。

様々な応用例

ポイントサービス端末としての応用例

ポイント管理をASPで行っているショッピングモールを中心とする複合施設での事例。ショッピングモールには多数のテナントが存在する。直営店ではPOSシステムが統一されているので、ポイントシステムの構築は比較的容易だが、テナントやイベント販売業者などの場合は、POSシステムの統一が困難である。

このような現場では、ポイント付与専用クライアントとして本機が機能する。ポイントは通常顧客の消費金額に応じて付与される。またポイントの消費もある。これらを既存のPOSシステムとは無関係に、ASPとネットワークを構成し、非接触ICカードを認証手段としてサービスを提供している。非接触ICカードは可視情報を明示できないので、ポイント残高や消費金額をプリンターで印字して、顧客に手渡している。

ポイント付与には、●●キャンペーンのような、期間限定または商品限定のスポットサービスがある。このような設定情報をサーバーから一括変更し、画面の変更もできるのも、本機の機能を生かした利用法である。このようにスタンドアロンのポイント端末として機能するのはもちろん、。既存POSとの連携による動作も可能である。POSからは消費金額のみを受信し、それに応じたポイントを付与する。ネットワークはPOSから独立しているので、このような連携によるPOS側のソフトウェア変更は最小限で済む。

小型POSとしての応用例

MTR-120PはPOSとしてのハードウェア要件を備えている。サブディスプレイこそ標準で備えていないが、8ビットの汎用出力でサブディスプレイを制御することが可能である。OPOS準拠のソフトウェアを搭載することで、小型POSとして機能する。当然非接触ICカードを用いたポイントサービスとして一台で運用することもできる。また既存POSから売上金額データを受け取って、ポイントのみ付与する運用も可能である。

POSとしての応用は、イベント販売や移動販売のような、非固定的な店舗での利用がメインとなってくる。小型のボディで可搬性に優れ、内蔵SSDにデータを蓄積することにより、営業終了後にバッチ処理でポイント管理システムにデータを転送することが可能なので、ネットワークインフラが確保しづらい屋外での運用が可能である。

受付端末としての応用例

クリニックやフィットネスクラブ。診察券や会員証に非接触ICカードを採用する現場も増えてきた。これらのサービスには予約がつきものであるが、当日受付をする際に、本機の機能が効果的に利用できる。例えば受付の際に受付番号やロッカー番号などを発行する際、予約システムと連動して、ICカードを読み取った結果で、内蔵のプリンターで印字出力してお客様に手渡すような使い方をする。さらに本機のGPIO(汎用入出力)を利用して、光電センサなどからの入力で、カードの提示を促したり、自動ドアのスイッチを作動させるなどの制御も可能である。

おわりに

小型のボディにタッチパネル付きコンピュータ+非接触ICカードリーダライタ+サーマルプリンタを内蔵し、USBやRS-232Cにより、磁気カードリーダやバーコードリーダーなどの入出力機器を接続可能なMTR-120P。POSやポイント端末を始め、様々なCRMソリューションにご活用いただける。

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コンパクトなサイズに非接触ICカード(RFタグ)リーダライタとサーマルプリンタを内蔵し、カラー液晶モニタ(タッチパネル付)を持ち、Linuxを OSとして採用したプログラマブルな多機能端末です。小売店舗POSレジ横にも置ける小型の筐体にはFeliCa(フェリカ)/Mifare対応のNFCリーダライタや、シリアル、LAN、USBなど各種インターフェースが装備され、ポイントカード用端末やキオスク端末など、さまざまなビジネスシーンに活用いただけます。
※「MTR-120P」におきましては、主要部品の製造中止に伴い、製造を終了することになりました。詳細はこちらをご覧下さい。>>MTR-120P製造終了のお知らせ(PDFファイル)

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